「海炭市叙景」「私の男」などで知られる監督・
「ワンシチュエーション」「主人公は結婚式前夜の新郎」「武器はスマートフォンのみ」「2分に一度訪れる主人公のピンチ」「SNSを駆使した問題解決」「あっと驚くラスト」を条件に、岡田が原案・オリジナル脚本を手がけた本作。主人公は、勤務先の不動産会社での営業成績ナンバーワン、社長令嬢と婚約している男・川村だ。結婚式前夜に開かれたサプライズパーティの帰り道、酩酊した彼は1人深いマンホールの底に落ちてしまう。深夜、穴の底で目を覚ました川村はスマホのGPSで居場所を探り、警察や友人知人、さらにはSNS上の人々にまで助けを乞い脱出を試みるが、次々に恐ろしい出来事が彼を襲う。
熊切は「岡田さんの書かれた脚本は、挑戦的で、油断のならない、さながら『四畳半の迷宮』といった趣で、主人公が地獄を味わうには充分すぎるほど素敵に狂っていました」とコメント。岡田は「日本では珍しい挑戦的な本作を日本だけでなくぜひ世界中の人たちに楽しんでもらいたいと思っています!」とアピールしている。
「#マンホール」は撮影を終え、現在ポストプロダクション中。詳しいストーリー、キャストは追って発表される。
熊切和嘉 コメント
岡田さんの書かれた脚本は、挑戦的で、油断のならない、さながら「四畳半の迷宮」といった趣で、主人公が地獄を味わうには充分すぎるほど素敵に狂っていました。
ジャンル映画に触れる歓びを日々噛み締めながら、スタッフキャストみんなで夢中になってこの迷宮に挑みました。
岡田道尚 コメント
アイデアで勝負できるオリジナル映画が作りたい! かねてより、その想いで様々な企画を考えてきましたが、現在の日本では原作モノ・企画性・時代性などが優先されるあまり、アイデア重視のオリジナル作品は成立しづらい環境が続いています。その中で、ようやく実現に漕ぎ着けたのが映画「#マンホール」です。熊切監督はじめ、素晴らしいスタッフとキャストと共に作り上げた、日本では珍しい挑戦的な本作を日本だけでなくぜひ世界中の人たちに楽しんでもらいたいと思っています!
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監督・熊切和嘉×脚本・岡田道尚でオリジナル作品製作、マンホールに落ちた男の脱出劇(コメントあり) - ナタリー
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