半径0.5mの出来事つづる“近距離恋愛群像劇”、韓国映画「なまず」7月公開

第23回釜山国際映画祭で4部門受賞し、第14回大阪アジアン映画祭でグランプリに輝いた韓国映画「なまず」が7月29日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

「なまず」は信頼と不信というテーマを軸に、主人公ユニョンの半径0.5mで起こるハプニング、恋愛、決断といったエピソードがテンポよくつながっていく“近距離恋愛群像劇”。監督のイ・オクソプは本作で長編デビューを果たした。

主人公ユニョンを演じたのはドラマ「梨泰院クラス」で注目を集め、是枝裕和監督作「ベイビー・ブローカー」にも参加したイ・ジュヨン。ユニョンと同棲する彼ソンウォン役のク・ギョファンはドラマ「D.P. －脱走兵追跡官－」などで知られ、本作ではプロデューサー、脚本、編集も担当した。またユニョンが勤める病院の副院長に「オアシス」のムン・ソリが扮し、「めまい 窓越しの想い」のチョン・ウヒがなまずに声を吹き込んだ。

なお本作の公開を記念して、7月29日より映画配信サービス・JAIHOでイ・オクソプの短編「監督！僕にもDVDをください！」「四年生ボギョン」「フライ・トゥ・ザ・スカイ」「ロミオ」が配信される。