生活と夢の間で板挟みになる少年捉えた「母へ捧げる僕たちのアリア」予告

「母へ捧げる僕たちのアリア」の封切り日が6月24日に決定。YouTubeで予告編が公開された。

南仏を舞台にした本作は、昏睡状態の母を兄3人と自宅で介護する14歳の少年ヌールの物語。母に大好きなオペラを聴かせることを日課にしていた彼は、学校で歌の講師サラに呼び止められたことをきっかけに、歌うことに魅せられていく。監督は本作で長編デビューを飾ったヨアン・マンカが務め、自伝的な要素を盛り込んだ。

ヌールが生活と夢の間で板挟みとなる姿を捉えた予告編。生活のためヌールがアルバイトに奔走する姿や、歌のレッスンを受け始める様子を観ることができる。

「母へ捧げる僕たちのアリア」は東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。キャストにはマエル・ルーアン＝ブランドゥ、ジュディット・シュムラ、ダリ・ベンサーラ、ソフィアン・カメス、モンセフ・ファルファーが名を連ねた。