コーダを3年間追ったドキュメンタリー「私だけ聴こえる」5月に公開

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耳の聞こえない両親に育てられた子供・コーダ(CODA=Children Of Deaf Adults)を取材した長編ドキュメンタリー「私だけ聴こえる」が、5月28日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。

「私だけ聴こえる」メインビジュアル

「私だけ聴こえる」メインビジュアル

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コーダという言葉が生まれたアメリカで、彼らの3年間を追った本作。15歳になった彼らは、1年に一度のCODAサマーキャンプを終え、進路を決める大切な時期に入る。「私はろうになりたい」という欲望に突き動かされて聴力に異変をきたすナイラ、自分を育ててくれたろうの母から離れて大学に行こうと葛藤するジェシカ、コーダである自分の人生を手話で物語ることで肯定して友達を作ろうとするMJ。そんな中、日本とアメリカを行き来し手話通訳士をするアシュリーが妊娠し、「お腹の子がろうになるか聞こえる子になるか」という悩みを抱えながら出産に向かう。

監督は「社会の周縁に生きる人々の知られざる物語」をテーマに映像作品を制作してきた松井至。公開されたメインビジュアルには主人公・ナイラの顔に、手や耳のイラストを加え、「ずっと、ろうになりたかった」というナイラの言葉も添えられた。

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(c)TEMJIN / RITORNELLO FILMS

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