“幻想の魔術師”カレル・ゼマンの特集「チェコ・ファンタジー・ゼマン!」開催

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チェコアニメーションの巨匠の1人、カレル・ゼマンの特集上映「チェコ・ファンタジー・ゼマン!」が、4月23日から5月6日にかけて東京・ K's cinemaで開催される。

「チェコ・ファンタジー・ゼマン!」チラシビジュアル

「チェコ・ファンタジー・ゼマン!」チラシビジュアル

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「前世紀探検」 (c)Czech National Film Archive

「前世紀探検」 (c)Czech National Film Archive[拡大]

切り紙や人形、ガラスによるアニメーション、実写とアニメを合成した特撮作品など、独自のスタイルで幻想的な作品の数々を生み出したゼマン。その作品群はスティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、テリー・ギリアム、ピーター・ジャクソンなど、多くの映画監督に影響を与えたと言われている。チラシビジュアルには「幻想の魔術師が作り上げた究極のメルヘン」というコピーも。

「悪魔の発明」 (c)Muzeum Karla Zemana

「悪魔の発明」 (c)Muzeum Karla Zemana[拡大]

「クラバート」 (c)Czech National Film Archive

「クラバート」 (c)Czech National Film Archive[拡大]

特集ではゼマンが監督した全10本の長編劇映画のすべてを上映。ペルシャの寓話をもとにした1952年の人形アニメ「鳥の島の財宝」、ボートに乗った少年たちが“時間の川”を上りながら古代世界を冒険するSFトリックフィルム「前世紀探検」、ジュール・ヴェルヌ原作の「悪魔の発明」「盗まれた飛行船」「彗星に乗って」、空想が大好きなほら男爵が想像の世界を自由に旅する「ほら男爵の冒険」、不気味な親方から魔法の修行を受ける少年を描いたダークファンタジー「クラバート」などがラインナップに並んだ。最後の長編映画となった1980年の「ホンジークとマジェンカ」では、短編「プロコクウ氏 映画制作の巻」が併映される。

チェコ・ファンタジー・ゼマン!

2022年4月23日(土)~ 5月6日(金) 東京都 K's cinema
<上映作品>
「鳥の島の財宝」
「前世紀探検」
「悪魔の発明」
ほら男爵の冒険(1961年)
狂気のクロニクル
「盗まれた飛行船」
「彗星に乗って」
シンドバッドの冒険
「クラバート」
「ホンジークとマジェンカ」同時上映:「プロコクウ氏 映画制作の巻」

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読者の反応

和泉萌香 @moekaizumi

やったー!観たことないのもいっぱい!全部観たい! https://t.co/HrPy5Nu5F4

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