特集上映「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」で「ひなぎく」など9本上映

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特集上映「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」が、11月11日から12月1日まで東京のシアター・イメージフォーラムにて開催される。

「ひなぎく」 (c)State Cinematography Fund

「ひなぎく」 (c)State Cinematography Fund

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「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」チラシ

「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」チラシ[拡大]

この特集は、2017年がチェコスロヴァキアと日本の国交回復60年であることを記念したもの。「自由と抵抗」をテーマに“黄金の60年代”と呼ばれたチェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグの作品群を全9本上映する。メインとして上映されるのは、政府に批判的な作品と判断されたことから国内での上映が禁止となり、監督のヤン・ニェメツが逮捕された「パーティーと招待客」、セリフを極力排除した日本初公開作「愛の殉教者たち」、2人の“マリエ”が男をだましながら自由に生きるさまを描くヴェラ・ヒティロヴァの監督作「ひなぎく」の3本。

「パーティーと招待客」 (c)State Cinematography Fund

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そのほか、実写と切り絵アニメーションを融合させたカレル・ゼマンの監督作「狂気のクロニクル」、ベルリン国際映画祭金熊賞など多くの賞を受賞したイジー・メンツェルの監督作「つながれたヒバリ」などがスクリーンにかけられる。さらに、初日11月11日の13時30分の回上映後にはトークショーが行われ、チェコに関する情報を発信するサイト、CHEKOGURAのペトル・ホリーが登壇する。

「愛の殉教者たち」 (c)State Cinematography Fund

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なお、メイン上映の3作品のみ、12月以降に愛知・名古屋シネマテーク、兵庫・神戸アートビレッジセンター、京都・京都みなみ会館、大阪・シネ・ヌーヴォなど全国各地で順次上映予定。詳しくは公式サイトで確認を。

チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ

2017年11月11日(土)~12月1日(金)東京都 シアター・イメージフォーラム
前売り料金:1回券 1300円 / 3回券 3000円
当日料金:一般 1500円 / 学生、シニア 1200円 / 高校生、会員 1100円
<上映作品>
「ひなぎく」
「パーティーと招待客」
「愛の殉教者たち」
「狂気のクロニクル」
大通りの商店
「受難のジョーク」
「火葬人」
「つながれたヒバリ」
闇のバイブル/聖少女の詩

トークショー

11月11日(土)13:30の回上映後
<登壇者>
ペトル・ホリー(CHEKOGURA)

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モム @WAT_60

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