原將人の再起つづった「焼け跡クロニクル」ポスター、「20世紀ノスタルジア」再映も

原まおり（観音崎まおり）と原將人が共同監督を務めたドキュメンタリー「焼け跡クロニクル」のポスターが公開された。

「焼け跡クロニクル」は「20世紀ノスタルジア」で知られる原將人の家族を追った作品。2018年に彼の自宅が全焼し、すべての家財道具と保管していた映画フィルムや機材が焼失してしまうが、妻のまおりは家族の様子をスマートフォンで撮影した。本作には焼け跡から救い出した8mmフィルムと、スマートフォンの映像を組み合わせた、火災当日の模様と一家の再起が記録されている。

ポスターには家族の団らん写真の傍らに、8mmカメラとフィルムのイラストが添えられている。また本作の公開を記念し、1月21日に東京・新文芸坐にて「20世紀ノスタルジア」の35mmフィルム上映が行われることも決定した。1997年に公開された同作は、女子高生の遠山杏と自らを宇宙人と称する少年・片岡徹の恋模様を描いた青春映画。これが映画デビュー作となった広末涼子が杏を、圓島努が徹を演じた。当日はゲストの来場も予定されている。

「焼け跡クロニクル」は2月より、東京・シネスイッチ銀座ほか全国で公開される。