イギリスの貴族スペンサー伯爵家に生まれ、英国王室のチャールズ皇太子と1981年に結婚したダイアナ。皇太子とは別居の末に離婚し、1997年に不慮の事故により36歳でこの世を去る直前まで人道支援活動に心を注いだ人物として知られる。映画の舞台は1991年のクリスマス休暇。チャールズとの関係が冷え切っていたダイアナは、今後の人生を変える決断をする。
場面写真はロイヤルファミリーを捉えたもの。英国王室ではクリスマスにノーフォーク州にあるエリザベス女王の私邸サンドリンガムハウスにロイヤルファミリーが全員集合し、家族団らんを楽しむのが恒例となっており、本作でもクリスマスに家族写真を撮影するシーンが登場する。一見すると家族水入らずで過ごしているかのようだが、ダイアナとチャールズの顔に笑顔はなく、2人の関係性に緊張感が見えるカットだ。また映画では王室の、華やかであると同時に厳かなクリスマスの様子も描かれており、一般家庭から皇族入りをしたダイアナが息苦しさを覚える習慣の数々も明かされるという。
「スペンサー」は2022年に全国で公開。
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高田強志 @TPOQT6bqKLRG7dP
K・スチュワート主演「スペンサー」、ロイヤルファミリー勢ぞろいの場面写真が到着 https://t.co/rpEGqLyJ2M