地元から出たいのに出れない!タイムループを描く「ジモトループ」クラファン実施

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タイムループによって地元から出ようとしても出られない主人公を描くSFコメディ「ジモトループ」のクラウドファンディングが、本日8月25日にMotion Gallery(モーションギャラリー)で始まった。

「ジモトループ」ティザービジュアル ©︎2025 Tick Tack Movie

「ジモトループ」ティザービジュアル ©︎2025 Tick Tack Movie

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滋賀県長浜市を舞台にした本作の主人公は、実家暮らしにうんざりしている29歳女性・里美。ついに上京の日を迎えたものの、地元を出ようとするとなぜか当日の朝に時間が戻ってしまう。途方に暮れた彼女は、東京で挫折して地元に帰ってきた元研究者の同級生・圭介を訪ね、脱出方法をともに探ることに。理不尽なタイムループから脱出しようと奮闘するうちに、里美の心に少しずつ変化が生まれていく。

今作が映画単独初主演作となる畦田ひとみが里美を演じ、「ブラックホールに願いを!」の岡崎森馬が圭介に扮する。そのほか滋賀県出身で元AKB48メンバーの濱咲友菜、長浜市を拠点に活動するタレントのもえりーぬら、滋賀・関西出身者を中心にキャストがそろえられた。監督・脚本は、長浜市出身で「もうひとつのことば」などを手がけた堤真矢が担い、音楽は同じく長浜市出身の作曲家・服部良夢が担当する。

撮影は5月までに全体の約6割が終了しており、10月に後半の撮影を予定。完成は2026年春を目指している。10月31日まで実施されるクラウドファンディングで集まった支援金は、後半の撮影費用、ポストプロダクション費用、映画祭出品や劇場公開活動の資金にあてられる。

堤は「本作では『人生の半径は自分で決める』というテーマのもと、地元を出たい / 出られないという葛藤をSF的な仕掛けで描きます。ご当地映画の枠に留まらず、あらゆる人が生き方を広げる勇気を持てるような、普遍的なエンターテインメント作品を目指しています」とコメントした。YouTubeでは特報が公開中。

※濱咲友菜の濱は異体字が正式表記

映画「ジモトループ」特報

堤真矢 コメント

長浜で過ごした中学時代に初めて映画制作を経験し、いつか故郷を舞台にまた長編映画を作りたいと思い続けてきました。本作では「人生の半径は自分で決める」というテーマのもと、地元を出たい / 出られないという葛藤をSF的な仕掛けで描きます。ご当地映画の枠に留まらず、あらゆる人が生き方を広げる勇気を持てるような、普遍的なエンターテインメント作品を目指しています。ぜひ応援いただき、この作品を一緒に完成させてください。

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Re:カッケン @kakkccenRe

地元から出たいのに出れない!タイムループを描く「ジモトループ」クラファン実施(特報&監督コメントあり) https://t.co/48kCEBy6Vv

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