第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された「Ballad of a White Cow(英題)」が、「
本作は愛する夫を死刑で失い、ろうあの娘を育てながら必死で生活するシングルマザーのミナを主人公としたサスペンス。死刑から1年後に夫の無罪が明かされ、判事に謝罪を求め続けたミナが真実にたどり着いたときの決断が描かれる。
監督を務めた
このたび解禁された場面写真には、ミナの背後に近付く人影、車内にいるミナとレザの神妙な面持ち、ミナが娘とともにいるシーン、無機質な牛乳工場で働く様子などが切り取られている。
なおアムネスティ・インターナショナルによると、イランは死刑執行数が中国に次いで世界第2位の国。近年では第70回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「悪は存在せず」など、死刑制度をテーマにした映画が数々と作られている。「白い牛のバラッド」はイラン政府の検閲により正式な上映許可が下りず、自国では3回しか上映されていない。
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ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
ベルリン国際映画祭出品、イラン発の冤罪サスペンス「白い牛のバラッド」2月公開
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