2022年放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のオンライン会見が本日12月17日に行われ、キャストの
“三谷大河”の面白さを問われた小栗は「台本を読んでいて、ここのシーンで果たしてこういうものが必要なのだろうか?というところで面白い要素を入れてくることが三谷さんは多い」と述べ、「演じているうえで急な切り替えは難しいんですけど、人間らしいっちゃ人間らしい。三谷さんの大河の面白い点ですね」と回答。大泉は「シリアスなシーンに笑いの要素をぶっ込んできますよね。今回の『鎌倉殿の13人』は『真田丸』よりコメディ要素が強いんじゃないかな。頼朝をここまで面白く描いた人はいないと思いますね」と伝えた。
大河ドラマ初参加の新垣は「歴史を動かしていた人のかっこい部分だけじゃなくて人間らしいところも三谷さんは描いていらっしゃるんだなって思います」と述べ、菅田も「三谷さんは義経が英雄になる前の人間らしい部分、ダメなところを描いている。ファンキーで楽しいですね」と笑顔に。小栗は「頼朝、義経と芝居をしていると楽しいですね。2人とも底が見えない。この人たちは何を考えているんだろうって」と口にした。
役者と役柄との共通点を感じることはあるかという質問に大泉は「小栗旬は好き勝手やっているように見えて現場を見てる。そういうところは義時ですね」と回答。菅田も「小栗さんは誰かと誰かの架け橋になっているイメージ。人と人をつなぐ義時と近いものがありますよね」と言及する。小栗は「それぞれ演じている人の要素が役に反映されている部分はありますよね。三谷さんが役者さんの顔を思い浮かべながら書いているから」と分析した。
「ガッキーは凜とした八重さんにぴったり! 動じない強さは昔から感じてた」と話すのは小池。小栗も同意し「ガッキーは撮影がスタートした頃、リハーサルに早めに来たり、自分と関係ないシーンをこっそりのぞいていたりして。素敵だなと思いましたね」と裏話を披露する。小池から「見てるねー! そういうとこ義時っぽいよね」と指摘されると小栗は「義時はちょっとストーカーっぽい。もしかしたらガッキーに対しての現場でのアプローチには若干ストーカー的なところがあるかもしれない(笑)」と返し、笑いを誘った。
「鎌倉殿の13人」は1月9日に放送開始。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
2022年1月9日(日)放送スタート
NHK総合 20:00~20:45(「紀行」を含む)
NHK BSプレミアム・NHK BS4K 18:00~
※初回は15分拡大版
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