「偽りのないhappy end」監督インタビュー、戸塚純貴ら著名人のコメント到着

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偽りのないhappy end」を手がけた松尾大輔のインタビューが到着した。

松尾大輔

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「偽りのないhappy end」ポスタービジュアル

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行方不明になったそれぞれの妹を探す2人の女性、エイミとヒヨリの心の揺れが描かれる「偽りのないhappy end」。鳴海唯がエイミ、仲万美がヒヨリを演じたほか、河合優実がエイミの妹ユウに扮した。

「ヒミズ」以来10年、園子温のほとんどの作品で助監督を務めてきた松尾。細かい説明はせず、役者が持ってきたものを大切にして盛り上げていく園の演出を見て「こういう演出があるんだ。もしかしたら自分に合っているのかもしれない」と感じたという。

鳴海については「『この子は、僕が求めている芝居ができるかもな』というところがあり、キャスティングさせていただきました」と述べ、仲の起用理由を「『ダンスをやっている方は芝居もうまい』というのが僕の中でありました。キャスティングディレクターから提案があったときに映像を観たのですが、『絶対何か面白いことをしてくれるだろうな』というのがあって」と説明した。

また戸塚純貴駒井蓮ら著名人のコメントも到着。下部に記載している。

「偽りのないhappy end」は12月17日より東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。

戸塚純貴(俳優)コメント

引き裂かれそうな残酷さに危うさ、信じがたい現実に冷たさを感じた。
シーンの移り変わりの流れゆく景色に登場人物の心の機微も重なってこの作品の持つ深い温もりを感じた。

駒井蓮(俳優)コメント

彼女たちはまるで、消えたかった時間も消したい時間も何処にやってしまったのか自分でさえ分からず、いつの間にか岸に打ち上げられた波の一部のようでした。ふとした時に、この不安定で深い波を私も思い出して、愛おしくなるのだと思います。

テラシマユウカ(GO TO THE BEDS)コメント

点と点で存在していた6人の女性たちの物語が明かされる程、複雑に絡まる解けない糸のように、それぞれの傷ついた想いが深く交錯する。
よく知っているようで実は何も知らない身近な存在のあの子の顔が浮かび、まるで深い湖の底へと沈んでいくように息が詰まる。
人間の脆さと儚さを知る物語。

坂部三樹郎(ファッションデザイナー)コメント

映画の中の時間の流れ方が僕たちが今生きているものとはちがったものに思えました。
もっと心の深いところでの交流が行われてるようなそんな感覚の映画でした。携帯電話をあまり使わないことで現実との向き合い方が違う気がします。

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(c)2020 daisuke matsuo

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