短編「土曜日ランドリー」「湯沸かしサナ子、29歳」が日本各地の映画祭へ選出され注目を集めた東。アーティストの
主人公はかつて祖母が住んでいた空き家を訪れた23歳のコト。しかしその庭にある見知らぬダンボールハウスには、タケと名乗る謎の老人が住み着いていた。街の音を録っては土に埋める“音の墓”を作っているという老人。奇妙な行動に興味を持ったコトは“音の墓”作りの手伝いを始めるが、家からの立ち退きを迫られてしまう。
東は「今のご時世で、生きること、死ぬことについて考えることが多くなりました。この映画のひとつのテーマにもなっています。そしてたくさんの方を取材していく中で不思議な人が夢に出てくるようになりました。そういう人たちも脚本にいれながら、今の自分の感性を映画にできたこと、支えてくださった方々全員に感謝していてます」と語っている。xiangyuと鈴木によるコメントも下記に掲載。
クラウドファンディングは12月30日まで。リターンにはクレジットへの氏名掲載や完成披露試写への招待などが用意されている。YouTubeでは現在、特報が公開中。
東かほり コメント
思い返せばこの企画が動き始めたのはコロナ禍前。
主演のxiangyuさんとドトールで初めて打ち合わせをしたのが懐かしく、なんだか感慨深いです。今のご時世で、生きること、死ぬことについて考えることが多くなりました。この映画のひとつのテーマにもなっています。そしてたくさんの方を取材していく中で不思議な人が夢に出てくるようになりました。そういう人たちも脚本にいれながら、今の自分の感性を映画にできたこと、支えてくださった方々全員に感謝していてます。
まだまだ映画を勉強中の私ですがこの作品の仲間になっていただけたらとても嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
xiangyu コメント
長年、私が大切に綴ってきたエッセイから派生し出来た映像作品に、役者&音楽担当として参加出来たことに、これ程ない喜びを感じています! 素晴らしい役者陣、スタッフの皆とたくさん話ながら創りあげていった全シーン。今思い返しても込み上げてくるものがあります。
一人でも多くの方に届きますように!
鈴木慶一 コメント
私はこの映画で史上最長の出演時間を体験しました。
とても楽しく1週間をすごし、そして初の長期ロケで、
なんだかタケさんになっちゃって東京に戻りました。
お話の素晴らしさ、そして偶然にもムーンライダーズの
1985年のアルバムの曲「夢が見れる機械が欲しい」の歌詞との
共通点があって、なんだかとっても不思議な体験でした。
xiangyuさんの音楽の友人が、私も知り合いだったりして、
素敵な偶然が重なり、忘れられない撮影となりました。
そうだ、東監督の「用意スタート!!」ではなく「いきます」と言う
優しい声も忘れられないです。
たくさんのかたが観てくれるとうれしいなあ。
出演してて、自分の過去が頭の中で渦巻いておりました。
素晴らしい機会をありがとうございました。
まだタケさんのままのような
映画ナタリー @eiga_natalie
鈴木慶一が“音の墓”作る謎の老人に「ほとぼりメルトサウンズ」ムーラボで上映決定(動画あり / コメントあり)
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