NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のメインビジュアルが完成した。
藤本有紀が脚本を手がけた本作は、昭和、平成、令和をラジオ英語講座とともに歩んだ女性たちの姿を描くハートフルコメディ。初代ヒロインの安子を
「家族の木」をテーマとするメインビジュアルには、樹上でほほえむ3人のヒロインの姿が写し出されており、「未来なんてわからなくたって、生きるのだ。」というコピーが添えられた。
アートディレクターの服部一成は「母娘三代のヒロインが同じ年頃になって集まった、架空の家族写真を撮りたいと思いました」、撮影を担当した新津保建秀は「目の前の現実の風景のなかにヒロインたちが自然に舞い降り、物語がありありと立ち上がってきた瞬間を撮ることを心がけました」とコメント。コピーライターの国井美果は「テレビの中にいる人、テレビの前にいる人、両側で今を生きる『私たち』の合言葉を、メッセージにしました」と述べている。
「カムカムエヴリバディ」は11月1日に放送開始。
2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」
NHK総合 月曜~土曜 8:00~
NHK BSプレミアム・BS4K 月曜~土曜 7:30~
※4K制作
服部一成(アートディレクター)コメント
母娘三代のヒロインが同じ年頃になって集まった、架空の家族写真を撮りたいと思いました。自分が子どもの頃、木登りは家族写真の定番でした。家系図をfamily treeとも言うし、木は家族の年月を暗示できるのではないかと考えました。しかし、女優さん三人が木に登れるものだろうか? 撮影当日は悪天候の予報でしたがわずかな時間、晴れました。上白石さん、深津さん、川栄さん、みなさん軽々と登って、見事に安子、るい、ひなたを演じてくれました。
新津保建秀 コメント
本作では、昨年暮れの制作発表に際してのポートレート写真とポスターの撮影を担当しました。昨年の撮影では、三人の女優さんたちのありのままのたたずまいを撮ることを心がけました。そして、ドラマの収録開始を経て迎えた今回のポスター撮影では、目の前の現実の風景のなかにヒロインたちが自然に舞い降り、物語がありありと立ち上がってきた瞬間を撮ることを心がけました。このポスターから、このときの感動が少しでも伝わったらうれしいです。
国井美果 コメント
3人のヒロインは、偉人でも有名人でもない「私」。順番に困難にぶつかりながら精いっぱいの一歩を踏み出し、未来がどうなるかなんて考える余裕もない中で、めげずに人生をひらいていく。100年も前からの話ですが、彼女たちが生きているのは紛れもなく「今」なんです。だからテレビの中にいる人、テレビの前にいる人、両側で今を生きる「私たち」の合言葉を、メッセージにしました。
映画ナタリー @eiga_natalie
上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が樹上でほほえむ「カムカムエヴリバディ」ビジュアル(コメントあり)
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