深作欣二の実像と作品世界に迫るムック発売、生前最後の千葉真一ロングインタビューも

「文藝別冊 深作欣二──現場を生きた、仁義なき映画人生」が本日9月16日に発売された。

「仁義なき戦い」シリーズをはじめ、「柳生一族の陰謀」「復活の日」「蒲田行進曲」「バトル・ロワイアル」など数々の映画を世に送り出し、ドラマ「キイハンター」「傷だらけの天使」「必殺」シリーズなどの演出を手がけた深作欣二。時代劇・映画史研究家の春日太一が責任編集を務めた同ムックでは、その実像と作品世界の魅力に迫る。

深作組のスタッフやゆかりの俳優たち総勢27名へのインタビューでは、各作品の製作背景や当時の撮影、深作の魅力と人柄が語られた。初主演映画が深作の監督デビュー作「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」であった千葉真一の生前最後となるロングインタビューも収録。そのほかエッセイや論考、全作品リストも用意されている。詳細な内容は目次で確認を。価格は税込1782円。