本作は、ミケルセン扮する冴えない高校教師マーティンとその同僚3人が「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率がよくなり想像力がみなぎる」という理論の証明を試み、制御不能に陥っていくさまを描く物語。イベントではゲストの3人がビールを飲みながら「お酒と映画」についてトークを繰り広げた。
久住は「お酒で人生がうまくいくという映画は新しいよね。ビールのパーセント(アルコール度数)は見るけど血中アルコール濃度について考えることはなかった」と感想を述べる。小宮山は「(映画の舞台である)デンマークはお酒のルールが違うんですよね? 最初それがわからなくてちょっと混乱しました。その部分を知ってから観たほうがいいですね」と、劇中で高校生と教師が普段の飲酒に関して話すシーンに触れながらアドバイス。森は「自分はお酒が飲めないけど、この映画は大傑作だと思ってる。(アルコールで)緩めるとかリラックスするというのがメタファーじゃないかと思う。人生ちょっとくらい緩めたほうがうまくいくんじゃないかっていう」と下戸でも楽しめると断言した。
劇中では仕事中に常に酔っぱらうという実験が行われるため、「仕事しながら飲酒するか?」という話にも。久住は「普段は仕事が終わってからしか飲まないけど、30代のときに1回だけ。ライブでトリだったんだけど、リハ後に4、5時間空いちゃって、その間に飲んだらすごい酔っぱらって肝心のライブをまったく覚えてなかったことがある」とエピソードを披露。小宮山は「基本飲まないですね。飲みながらする今日みたいな仕事もあるけど、基本あとで反省してます(笑)」と明かした。また劇中で登場人物たちが学校の体育倉庫などに酒を隠すことについて、久住は「やることが大胆でびっくりした」と驚きを伝えた。
また劇場来場者プレゼントの詳細も解禁に。公開初日である9月3日からの初週来場者には、デンマーク版ビジュアルポストカードが全劇場で配布される。9月10日からの2週目の来場者には、オリジナル非売品コースターが全劇場で配られる。プレゼントは数量限定だ。
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