「世界にひとつの金メダル」日野聡、水樹奈々、逢田梨香子出演の吹替版が放送

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世界にひとつの金メダル」の新録吹替版が、8月30日にBSテレ東で放送される。

「世界にひとつの金メダル」

「世界にひとつの金メダル」

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フランス人馬術選手ピエール・デュランの実話をもとにした本作。エリート弁護士としてのキャリアを捨て、人間を信じない競技馬ジャップルーとともに障害飛越競技に挑んだデュランの挫折と栄光が描かれる。ギョーム・カネが脚本を自ら執筆して主演を務め、マリナ・ハンズダニエル・オートゥイユドナルド・サザーランドらが共演に名を連ねた。監督は「ココ・シャネル」のクリスチャン・デュゲイ

左から水樹奈々、日野聡、逢田梨香子。

左から水樹奈々、日野聡、逢田梨香子。[拡大]

吹替版には日野聡水樹奈々逢田梨香子が出演。デュラン役の日野は「自分ひとりの力だけではなく、共に助け合える、信じ合える関係性を育む事が大切だというメッセージがふんだんに盛り込まれているので、是非そういう所に注目して頂けたら嬉しいです」と見どころを語った。キャストとプロデューサーの久保一郎から届いたコメントは下記に掲載する。

「世界にひとつの金メダル」新録吹替版

BSテレ東 2021年8月30日(月)18:54~

日野聡 コメント

ピエール・デュラン役について

ピエールは非常に繊細な人物で、けれどもプライドは高くハートは弱い。そのアンバランスな心の機微こそが彼の魅力なのだと思います。それ故に、逆に強くなるきっかけを掴めた時の成長も大きいのかなと考えます。

特に演技に力を入れたり工夫したシーン

何もかも上手くいかず落ち込んでいたピエールが妻ナディアと口論するシーンがあるのですが、そこは繊細なピエールならではのシーンなので力が入りましたね。あとは監督に自分の考えや主張を強くぶつけるシーンも気合いが入りました。

本作の見どころ

見どころとしては、やはり終盤でのピエールと相棒の馬ジャップルーとの信頼が勝ち取る金メダルのシーンですね。この作品では自分ひとりの力だけではなく、共に助け合える、信じ合える関係性を育む事が大切だというメッセージがふんだんに盛り込まれているので、是非そういう所に注目して頂けたら嬉しいです。

水樹奈々 コメント

ナディア(ピエールの妻)役について

ナディアは、小気味良い冗談を交えながら、ストレートに自分の想いを伝える、明るく聡明でチャーミングな女性。
自身も選手経験があるからこそ、ピーターの苦悩や葛藤に寄り添い、時に活を入れ、時に黙して、彼をサポートする最高のパートナーだと思います。

特に演技に力を入れたり工夫したシーン

低迷が続き、苛立ちを募らせるピエールに活を入れるシーンは特に力が入りました。本音をぶつけ合いながらも、相手を尊重し、側にいるからこそ悩み苦しんでいるのは同じだということ、(みんな側にいるという意味の)あなたは1人ではない、そして(みんなあなたと同じ気持ちでいるという意味の)あなた1人ではないを、愛を持って伝えられるよう丁寧に演じました。

本作のみどころ

ピエールがジャップルーと絆を深め、共に勝利を目指すというところはもちろんですが、そこに辿り着くまでにある、ピエールと父・セルジュの関係性に注目していただきたいです。セルジュは馬術の為に私財を全て注いでいるにもかかわらず、ピエールが馬術を続けても、辞めて弁護士になっても、彼が選んだ道ならばそれを全力で応援したいという、本当に愛の深い人物。どんなにピエールが悪態をついても、そこに怒りという感情で向き合わず、常に穏やかに、しかし「上手く行かないことを、他人のせいにしてはいけない」という人として大切な部分だけはしっかりと伝え、彼の行く先を静かに照らすやり取りは、とても胸に響きます。ぜひ、親子の会話にじっくり耳を傾けていただければと思います!

逢田梨香子 コメント

ラファエル(ジャップルーの世話係)役について

とにかく馬を愛していて、仕事に対して熱い情熱を持っているところが素敵だなと思いました。そして、優しくも気の強い一面を持っていたりするところも存在感があって魅力的に感じました。

特に演技に力を入れたり工夫したシーン

特に意識したのは、馬に対する接し方です。優しすぎず甘やかしすぎず、でもしっかり深い愛情を注ぐような接し方、声の掛け方を意識しました。
個人的に苦労したのは、口笛で馬を呼び寄せるシーンです。私口笛吹けなかったんだ…と気付かされました。

本作のみどころ

観て頂きたいところは、何回挫折してもピエールが立ち向かうところ、馬と向き合う所です。バラバラになったみんなの気持ちがどんどん一つになって目標に突き進んでいく姿に心を打たれました。そんなところに注目して頂きたいです。

久保一郎(プロデューサー)コメント

図らずも東京2020オリンピックの余韻が残る8月にお送りすることになったのは、1984年ロサンゼルス、1988年ソウルの2つのオリンピックに障害飛越競技のフランス代表として出場したピエール・デュランと愛馬ジャップルーの物語です。自身も馬術選手だった主演スターのギヨーム・カネが脚本も担当。監督のクリスチャン・デュゲイも実は馬術のカナダ代表だった人で、つまりバリバリの「中の人」たちが描いた馬術競技シーンはド迫力!
面白い映画を吹き替えでさらに面白く、という“洋画劇場”の伝統を守り続けるBSテレ東「シネマクラッシュ」の新たな吹き替え新録企画は、日野聡さん、水樹奈々さん、逢田梨香子さんという今やアニメで超人気の3人を、野島昭生さん、山像かおりさん、安原義人さん、池田勝さんといったベテラン声優陣が囲むという、夢のような布陣になりました。
馬術競技を観たことがない人も「観ればわかる」、まさに世界にひとつの吹き替え版! ぜひお楽しみください。

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(c)2013 – ACAJOU FILMS – PATHÉ PRODUCTION – ORANGE STUDIO – TF1 FILMS PRODUCTION – CANÉO FILMS – SCOPE PICTURES – CD FILMS JAPPELOUP INC.

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