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2014年に実際に起きた出来事をもとにした本作の舞台は、北マケドニアの街シュティプ。女人禁制の伝統儀式に飛び込んだ女性が、司祭の投げた“幸せの十字架”を手に入れたことで巻き起こる騒動を描く。
新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となっていた本作。ミテフスカは「この映画は、私たちマケドニアの文化やマケドニアに特有の問題を描いた映画だと思いますが、それが多様な文化の観客に届けられ、心に響くということが、とてもうれしい」と思いをつづる。
またコロナ以降の現状を嘆きつつ「We need culture, 私たちには文化というものが必要です」「こうやって、日本で『ペトルーニャに祝福を』が公開されて、映画の命が続いていくことがとてもうれしいです。コロナ禍の影響で、映画の公開中止という選択もあり得たかもしれないところ、粘り強く最後まで公開しようとし続けてくれたことに感謝しています」と述べた。
本作を鑑賞した著名人のコメントも到着。コラムニスト・マンガ家の
「ペトルーニャに祝福を」は5月22日より東京・岩波ホールほか全国で順次公開。2019年のベルリン国際映画祭ではエキュメニカル審査員賞とギルド映画賞に輝いている。
テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ コメント
日本に行けなくて本当に残念です。この映画は、私たちマケドニアの文化やマケドニアに特有の問題を描いた映画だと思いますが、それが多様な文化の観客に届けられ、心に響くということが、とてもうれしい。人間というのは、文化の違いはあっても同じものに関心を寄せる。そういった意味で一緒なんだと改めて感じます。生きて行くうえでの平等、自分が認められること、求めるもの、あるいは人間的に持つ関心というものは皆同じで、それが私たちをひとつにしてくれるから。この小さなマケドニアの映画が、日本の観客の方々の目に留まることを、すごく楽しみにしています。日本の公開が成功すること、日本の観客に楽しんでもらえることを願っています。
私は今、ベルギーのブリュッセルにいます。ベルギーでは、コロナ以降、文化的なことが全部止まりました。映画館や美術館は休館、あらゆるイベントは中止になり、私たちはなんだかネズミのように生きています。それは、とても不健康なことだと思う。We need culture, 私たちには文化というものが必要です。それに、コミュニケーションが必要だし、モノに触れて、そして、モノを感じて、見て、聴くことがとても重要です。それは人間に必要なことなのに、ここではそれができていない。日本では、そのように文化があるということがうらやましい。こうやって、日本で「ペトルーニャに祝福を」が公開されて、映画の命が続いていくことがとてもうれしいです。コロナ禍の影響で、映画の公開中止という選択もあり得たかもしれないところ、粘り強く最後まで公開しようとし続けてくれたことに感謝しています。
だって、Culture must continue! 文化を止めるな! 文化は生き続けないといけないからね。
くぼっち @kubokura85n
映画の内容もさることながら監督のコメントに同意しかない。「ペトルーニャに祝福を」監督がコロナ禍での上映に感謝、「私たちには文化が必要」(コメントあり) https://t.co/Q8FkRZRKXm