「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」の完成を記念した生配信イベントが本日5月7日に行われ、キャストの
本作は劇団ゴツプロ!の同名舞台を原案に、ドラマ、舞台、小説で展開される連動プロジェクト。昭和を舞台に、幼なじみを殺害した1人の女の数奇な運命と、彼女に関わる6人の男たちの姿を描く。全8話のドラマでは松本が放火殺人容疑で逮捕された池松律子、松下が死亡した小説家・君塚公平、柿澤が事件を担当する検事・津田口を演じた。
松本は律子について「いくつもの顔を持つ、すごくミステリアスで知れば知るほど謎が深まる女性」と紹介。過去のインタビューでは「怖かった」と評していた彼女の魅力を「演じている自分も逃げ出したくなる。脚本を読んでも理解できなくて、つかみきれない女性でした」と語る。
律子が公平を痛め付けるシーンの撮影で初めて顔を合わせたという松本と松下。松下は「『よーい、スタート!』でいきなりボコボコにされて(笑)。それで一気に僕にもスイッチが入った。この作品に懸けるまりかさんの思いに全身全霊で応えなきゃいけないと思って。一生忘れられない出会いです」と振り返る。
ミュージカル「スリル・ミー」での共演で知られる松下と柿澤は、同一シーンへの出演はないものの本作で念願の再共演を果たした。柿澤は松下との関係を「ずっと2人芝居をやってきた気心の知れた仲」と紹介。スタッフから律子と公平のシーンの評判を聞いたときのことを振り返り、「役名が同じなので『こうへい』と聞いてピクってなるくらい意識してました(笑)。(松下が褒められて)めちゃくちゃうれしい反面、俺もがんばらなきゃいけないと思ってましたね」と明かした。
各話のタイトルにちなみ、男性陣が松本を「〇〇な女」と表現する場面も。松下が「ショートスリーパーな女」、柿澤が「つかめない女」と語る中、内田は松本が「あざとかわいい」と世間で言われていることを踏まえ「あざとくない女」と回答。「とにかくすべてに全力。18歳、19歳の頃から知ってるんですが、何も変わってなくて、“あざとい”とは真逆。むしろ昭和っぽくて、ひたすらまっすぐにがんばる人」と評した。
最後に松本は「令和の時代になかなか観ることができないような、昭和の人間の本能的な部分がまざまざと描かれているドラマです。目を背けたくなるような表現もあるかもしれないですが、そこから見えてくる美しさ、純粋さがあると思います。ミステリーでもあるので、律子は自分にとって『どんな女だったか?』ということも感じてほしい」と語り、イベントの幕を締めくくった。
「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」は5月14日にWOWOWで放送・配信がスタート。毎週金曜23時からのオンエア終了後、TELASAでも配信される。
WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て
WOWOWプライム 5月14日(金)スタート 毎週金曜 23:00~
※第1話無料放送
※WOWOWオンデマンドでも配信
※全8話、各話放送終了後にTELASAで配信
※動画は現在非公開です。
めるな @meluna5r
実はあざとくない女?松本まりか主演ドラマ完成、松下洸平や柿澤勇人とイベント出席 https://t.co/lF97F8Fjx3