チェルフィッチュ「三月の5日間」リクリエーションに密着、監督は太田信吾

岡田利規率いる演劇カンパニー・チェルフィッチュの制作の舞台裏を捉えたドキュメンタリー「想像」が、5月28日に東京・アップリンク吉祥寺、29日に神奈川のシネマ・ジャック＆ベティほかで公開される。

「想像」では、チェルフィッチュの代表作であり、2017年に上演された「三月の5日間」のリクリエーションに密着。オーディションを経て選ばれた7人の俳優のうち板橋優里に焦点を当て、板橋が本読みから仏パリ公演まで2年間にわたり、パフォーマンスを“想像”によって豊かにしていく過程が映し出される。「解放区」の太田信吾が監督を務めた。YouTubeでは本作の特報映像が解禁に。あわせてポスタービジュアルも到着した。

舞台「三月の5日間」は2003年3月、アメリカ軍がイラクに向けて空爆を開始した日を含む5日間における日本の若者たちの日常を描いた作品。2004年に初演され、作・演出を担当した岡田は2005年に第49回岸田國士戯曲賞を受賞した。