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企業の破綻とともに家を失った主人公ファーンが、現代のノマド(放浪の民)として各地を渡り歩くさまを描いた本作。「スリー・ビルボード」の
映像に収められたのは、ノマドたちが集まってコミュニケーションを交わすイベント「RTR(Rubber Tramp Rendezvous)」にファーンが参加するシーンの一部。最初は不安そうな表情を浮かべているファーンだが、次第に打ち解けていく。なおこのシーンには大勢のノマドが登場するが、プロの俳優はマクドーマンドと
役作りのために、ノマドとして実際に働いたマクドーマンド。彼女は「アマゾン社の発送センター、赤カブの収穫工場、観光客向けのカフェで働き、国立公園のキャンプ指導員もこなしました」と明かし、「高齢者が働くことの肉体的な限界や苦痛と同時に、自然の中で暮らすこと、生きる目的を持つこと、そしてこうした仕事から収入を得ることへの喜びを表現しようと思ったのです」と振り返る。そんなマクドーマンドを、ジャオは「いつまでも役柄について悩み続けるような女優ではありません。体で理解していくタイプなのです」と分析した。
「ノマドランド」は3月26日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。
フランシス・マクドーマンドの映画作品
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フランシス・マクドーマンドが本物のノマドたちに溶け込む「ノマドランド」本編映像 https://t.co/AvXdPxYOmO