全国で上映中の「
多才だがお調子者でドジな猫トムと、見た目はかわいいがずる賢いネズミのジェリーという、顔を合わせれば喧嘩ばかりの“ふたり”の攻防を描くアニメーション「トムとジェリー」シリーズ。2020年で80周年を迎え、このたび実写映像と2Dアニメーションによって映画化された。彼らに振り回されるヒロインのケイラ役でクロエ・グレース・モレッツが出演し、「ファンタスティック・フォー」シリーズの
解禁となった映像は、オリジナル版へのリスペクトが詰まったシーン。ホテルの一室で優雅に過ごすジェリーと、激しい雨に打たれながら部屋まで続く電線を渡り歩くトムという対照的な“ふたり”の様子が映し出される。慎重に進むトムだが、雷に打たれてあえなく落下。今度は段ボールの翼とゴーグルを装備し、バットマンならぬ“バットキャット”に扮して飛んでいくが、ジェリーから“お決まり”の反撃を受けコテンパンにやられてしまう。
幼少期から「トムとジェリー」シリーズを観て育ったというストーリーは、本作において特にアニメーションパートの演出にこだわったという。「僕はオリジナルのシリーズを観て育ちましたから、オリジナルのよさに忠実でありたいと思いました。映画でもオリジナル同様、アクション描写に手加減はありません。おなじみの効果音も健在です。トムとジェリーは追いかけっこをしながら次々と物を壊していきますが、オリジナルと同じ効果音を使いました。もちろん“ふたり”のファイトシーンも出てきます、それも頻繁に(笑)」と説明し、同シリーズに対する愛をのぞかせた。
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ティグレ @Masked_Tigre
「トムとジェリー」実写映画でもオリジナルに忠実、リスペクト詰まったシーン公開(動画あり) https://t.co/8i52gGEK7c