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壁井ユカコの小説をもとに、親の愛を知らずに育った女子高校生・有海と不良少年・春川が、携帯電話に残された過去からの留守電メッセージに導かれて出会うさまを描く本作。有海役の優希は「一度でも恋愛をしたことがある人は共感できるものが詰まっているはず。いろいろな見方ができると思うので、ぜひ観てください」、春川役の井上は「こういう時期だからこそ、家族、友人、恋人に会いたいときに会える素晴らしさを感じられる映画でもあると思います。有海目線、春川目線でのめり込んでもらえたらうれしいです」と呼びかけた。
本作は、優希や井上も所属するホリプロの創業60周年を記念した映画企画。優希が井上について「前に少しだけお会いしたことがあったんですけど、そのときから礼儀正しくて真面目な好青年という印象で。この現場に入っても変わらなくて、本当にいい人でした」と話すと、その絶賛ぶりに井上は照れ笑い。対して井上から優希への印象は「物静かな女優さんというイメージだったんですけど、ご一緒してみたらムードメーカーでした。ずっと明るい現場で、その中心にはいつも優希さんがいらっしゃいました」と語られた。
撮影スケジュールはハードだったようだが、2人は口をそろえて「とにかく楽しかった」と振り返る。優希との共演シーンが多かった山田も「(小西)桜子ちゃんと3人でプリクラを撮ったり、カメラが回ってないところでもずっと話していて。その延長線上でお芝居も楽しくできました」と笑顔で回想。駒木根は春川の先輩役で出演したが、実際には井上よりも歳下であり、「後ろ姿を見て学ぼうと思って撮影していました。そういった面もありながら、仲良く接してくださって。今度僕らもプリクラ撮りましょう(笑)」と井上に声を掛ける。
井樫はそんな現場を「一緒に作り上げてきたという感覚がある」と述懐。主演2人についても「任せるところは任せつつ、伝えたいことは伝えられた。美青ちゃんはどう思うの? 井上くんはどう思うの?という意思を大事にしながら作り上げていった感覚です」と信頼をのぞかせ、また「原作に海や花火がキーとして出てくるので、映画でも象徴的に映しました」とロケ地や映像へのこだわりを明かした。
イベントでは映画のタイトルにちなみ、「NO ◯◯ NO LIFE」の「◯◯」をそれぞれフリップに書き回答するコーナーも。優希は「LIP」と答えて「もう依存症みたいで。唇を潤わせていないと落ち着かなくてソワソワしちゃうんです」とはにかむ。「明太子」と書き込んだ井上は、1人だけ日本語で答えたことを共演者からツッコまれつつ「現場でおにぎりが用意されていたら明太子を取るし、家の冷蔵庫にも冷凍庫にも常にあります」とアピールした。
「NO CALL NO LIFE」は、3月5日より東京・テアトル新宿ほか全国でロードショー。
優希美青の映画作品
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「NO CALL NO LIFE」優希美青や井上祐貴が“とにかく楽しかった”現場語る
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