本作は名作照明のとりこになった女性・幸本ハルカの物語。宮城で漁師の娘として育ったハルカは、東日本大震災で家や多くの友人を失った。仮設住宅で暮らしてから1年後、震災以来初めての漁から戻ってきた父の船が放つ漁火の光に、ハルカは救われる。やがて上京したハルカは、名作照明を集めた専門店「エクラ」で“ある光”に心を奪われ、店番として働くようになる。
ハルカ役で黒島、エクラの店長・西谷慎一役で古舘が出演。
黒島は「癒されたり、ちょっと勇気が湧いたり、好きな人を想ったり、とても温かいドラマになっています。そして、ありのままを受け入れることの素晴らしさを感じてもらえたらいいなと思います」とコメント。古舘は「震災10年をテーマにもしていて真面目さもあるけど、楽しくオシャレな(?)ものを目指してます。ゲストの方たちも素晴らしいメンバーです。出来上がりが楽しみです」と述べている。
全5回の「ハルカの光」は毎週月曜の19時25分から放送。
※古舘寛治の舘は舎に官が正式表記
Eテレドラマ「ハルカの光」
NHK Eテレ 2021年2月8日(月)スタート 毎週月曜 19:25~19:50
黒島結菜 コメント
このドラマ「ハルカの光」は、震災によって心に傷を負ったハルカが、名作照明を集めたお店・エクラを経営している西谷さんと出会い、お店を訪れる人々との関わりの中で、少しずつ前を向いていくお話です。
脚本を読んだときに、私とハルカの根っこにあるなにかが近いなと思い、撮影をしていても自然と心が動いていて、ハッとしました。
古舘さんや各回ごとに訪れる素敵なゲストの方々とのお芝居は、楽しく、刺激的で、みなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。また、監督やスタッフの方々の照明に対する愛を感じられる現場で過ごすことができたのも、うれしい思い出です。
癒されたり、ちょっと勇気が湧いたり、好きな人を想ったり、とても温かいドラマになっています。そして、ありのままを受け入れることの素晴らしさを感じてもらえたらいいなと思います。
古舘寛治 コメント
撮影も終盤です。出突っ張りの黒島さんは十分に寝られない中、文句も言わず頑張ってきました。
Eテレではかなり稀有な本格ドラマだそうです。黒島さんの真っ直ぐで穏やかな、しかし芯のある人柄が作品を形作っていきます。
今回は父親役ではありませんが、この髭面のおっさんもそこにいい化学反応を作れていたら良いと思います。
大人も楽しめるものにしたいですね。震災10年をテーマにもしていて真面目さもあるけど、楽しくオシャレな(?)ものを目指してます。ゲストの方たちも素晴らしいメンバーです。出来上がりが楽しみです。
松原弘志 コメント
人をしあわせにする光を見たい! 昼はオブジェで夜は照明、インテリアにして芸術品である名作照明。このドラマには世界の名作照明が勢ぞろいしています。そして店まで作ってしまいました。まるで世界中の名作照明をコレクションした小さな美術館。そこに命を吹き込むのがハルカ役の黒島さん、西谷役の古舘さん。ゲストも見逃せません。脚本の矢島さん、すべてのスタッフの愛情によって、チャーミングな作品が誕生します。照明バカ・ハルカを通して、震災10年の節目に、多くの人にしあわせの光を見て元気になってもらいたい。そんな想いで作りました。よろしくお願いします。暗いニッポンをハルカがパッと明るくするのだ!
裏本田・柴志朗(鈴木達也) @ssurahonda
黒島結菜が照明オタク演じるドラマ「ハルカの光」Eテレで放送、古舘寛治ら共演(コメントあり) https://t.co/2DoGhchFgc