平井珠生が映画初主演、ムーラボ出品作「さつきのマドリ」予告と主題歌MV公開

「アルプススタンドのはしの方」の平井珠生が映画初主演を飾る「さつきのマドリ」のメインビジュアルと場面写真が到着。予告編もYouTubeで公開された。

「テラリウムロッカー」の葛里華が監督を務めた本作の主人公は、ある日突然、世の中の男の顔が物件の間取りに見えるようになってしまったさつき。「結婚すれば、彼氏がいれば、理想の条件に合う人を見つければ、人は幸せになれるのか？」をテーマに、彼女が過ごす数日間がコミカルに描かれる。さつき役の平井のほか、物語の鍵を握る駒沢役でタカハシシンノスケ、さつきの元彼役で千綿勇平が出演。そのほか北原帆夏、葉丸あすか、鈴木浩文、ボブ鈴木、モリタモリオ、小倉百代、渡辺潤がキャストに名を連ねた。

本作の劇伴と主題歌を担当するのは、“物語と在る音楽”をコンセプトに作品毎に異なったボーカルを迎えて活動する音楽ユニット・noto。このたび本作の主題歌「陽だまりの6畳」のミュージックビデオもYouTubeで公開され、平井がボーカルを務めていることが明らかに。平井は「主題歌のお話をいただいた時は、人前で歌う経験があるわけではなかったので不安だったのですが、歌うことは好きだったので、嬉しいという気持ちの方が大きかったです」と振り返り、「コロナの影響で映画の撮影が止まってしまって気持ちが沈んでいる時に、楽曲のデモをいただいて、『前に進んでいるんだ…』という実感と、楽曲のメッセージが相まってとても感動しましたし『頑張って歌わなきゃ！』という強い気持ちで今回挑戦させていただきました」と語っている。

「さつきのマドリ」は2月より東京・K's cinemaほかで順次開催されるMOOSIC LAB［JOINT］2020-2021コンペティション部門に出品される。