カトウシンスケ主演で手塚悟の新作長編が製作決定、水どうの藤やんも出演

863

「Every Day」で知られる手塚悟の新作長編「そらたどる(仮題)」の製作が決定。「ケンとカズ」のカトウシンスケが主演を務める。

「そらたどる(仮題)」ビジュアル

「そらたどる(仮題)」ビジュアル

大きなサイズで見る(全6件)

カトウシンスケ

カトウシンスケ[拡大]

監督の実体験をベースに、不意に訪れる大切な人との別れと残された者たちの喪失、再生までの日々を描いた本作。主人公は1年前に母・芙美子を喪ったタケシだ。芙美子と最期に過ごした東京観光にある心残りを抱えたまま、母の死に向き合わず、淡々と日々の出来事に流され埋没していくタケシ。1周忌の日、亡くなったはずの芙美子が姿を現す。

母親を亡くしてから「ずっとこびりついたような、焦げついたようなうまく言葉にできない悲しみ」を抱えていたという手塚。「哀しい出来事の“その、つづき”を描けるのは、今を生きるものにしかできないのだと思います。ささやかな希望のひとつになるような、今どうしても撮りたい作品のシナリオが書き上がったところです」と制作への意気込みを述べている。

手塚悟

手塚悟[拡大]

カトウのほか、「真白の恋」の山口詩史、「阿吽」の井神沙恵、バラエティ番組「水曜どうでしょう」の名物ディレクター“藤やん”こと藤村忠寿、RCC中国放送のアナウンサー・横山雄二が出演。キャスト陣によるコメントは下記に掲載した。

本日11月6日23時にMotion Galleryで製作資金を募るクラウドファンディングがスタート。また手塚によるWebラジオ「しゃーぷしっくすっ!」が本日22時から配信され、藤村と「Every Day」主演の永野宗典がゲスト出演する。

カトウシンスケ コメント

こんな世の中です。生きる為に何が必要かなんて皆んなそれぞれで違う。
こんな事必要なのかという理解し難い事も
誰かにとっては必要なのだと思うのです。
それが手塚監督や僕らには映画を作る事なのかもしれません。
生き抜く為に生きるのをやめて、今生きてる為に生きていけたらなあ~。。
寝たら起きて、食ったら出して、コーラ飲んでげっぷして、
辛かったら逃げちゃって、
たまには真面目な顔してみて下手くそなスキップで進んでこうぜ。
笑われながらさ。
えいやってさ。
誰かにとってそんな些細な映画となるように、頑張ります。
ヨーーイ、ハイッ!!

山口詩史 コメント

かれこれ15年くらい前、手塚監督と私はある職場で一緒でした。
だけど再会した時、私は本当の本当はあまり覚えてなかった。
けど監督はすごく覚えていてなんだか心がぽかぽかしました。
それから後になって、私が監督のお母様に似ていると話をされて、
やっぱり心がぽかぽかしました。
その頃の私は、母が逝ってしまった喪失感いっぱいだったのです。
ある日、監督がお母様の話を映画にする。
とキラキラな眼で話してくれました。
私はその映画で素敵な人生を生きてみたくなりました。

井神沙恵 コメント

生きていると時々、運命に追突される瞬間があります。
私たちがどんな状態でいようと、
突然鳴る音、人生をぐわんと動かすものを、
手塚監督をはじめ、たくさんの方々とこれから迎えに行くような、
そんな気持ちでいます。
さまざまな時間と場所で多くの皆様にご一緒いただけるよう、
誠実に、勇敢に挑みたいと思います。

藤村忠寿 コメント

カンヌに行けるような映画にしよう!と監督と誓いを立ててます。がんばります。

手塚悟 コメント

母が亡くなってからずっとこびりついたような、焦げついたような
うまく言葉にできない悲しみが心の中にあって、
そんなことは大人になる過程の一つとして我慢したらいいと思っていました。
ところが、気がつけば新しい時代の幕開けに世界はこんなことになって、
そこらじゅうにそんな哀しみが落ちている有り様。
でも結局、哀しい出来事の“その、つづき”を描けるのは、
今を生きるものにしかできないのだと思います。
ささやかな希望のひとつになるような、
今どうしても撮りたい作品のシナリオが書き上がったところです。

この記事の画像(全6件)

手塚悟のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 手塚悟 / カトウシンスケ / 山口詩史 / 井神沙恵 / 藤村忠寿 / 横山雄二 / 永野宗典 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。