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それぞれスーパー戦隊シリーズ第36作「特命戦隊ゴーバスターズ」の劇場版とオリジナルビデオ作品となる両作品。第33回東京国際映画祭 屋外上映会2020のラインナップとして、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場で上映され、トークイベントは上映会場のスクリーンおよびTIFF YouTubeチャンネル公式で配信された。
放送終了後も時折集まっており、つい先日も4人で会う機会があったことを明かしたキャストたち。桜田ヒロム / レッドバスター役の鈴木は「深い仲というか長い絆を築かせてもらいました。『ゴーバスターズ』を経てすごく貴重な経験をさせてもらいましたし、縁を作ってもらって感謝しています。さっき4人で撮った写真をアップしたら『泣ける』『感動した』と言ってもらえました」と語る。また、鈴木は「(今日は)衣装を着る可能性もあったんですけど、俺当時より15kg太ったから入りませんよ」と苦笑し、ほかの登壇者たちを驚かせた。
現在テレビシリーズが東映特撮YouTubeチャンネルで配信されていることから、陣マサト / ビートバスター役の松本は「久々に観たんだけど、3人がサングラスをポイって投げるシーンが新鮮だった」とコメント。鈴木は「かけて現場に行ってるのに、現場に着いたら取るっていうね」と設定にツッコみ、岩崎リュウジ / ブルーバスター役の馬場は「うまく決まらなくて何回も投げてるうちに折れたりして。だからだんだんサングラスかけるシーンがなくなっちゃったんでしょうね」と分析する。松本が「ちなみに俺もサングラスかけて登場したけど、ほぼほぼかけなくなっちゃったもんね」と振り返ると、鈴木は「不評だったんだろうね」とジョークを飛ばし、松本から「言い方よ!」と注意されていた。
ゴーバスターズでは宇佐見ヨーコ / イエローバスターが唯一の女性戦士だったため、同役を演じた小宮にはМCから「紅一点で苦労したことは?」という質問が。小宮は「一番歳下だったこともあって本当に妹のようにかわいがってもらいました」と前置きしたうえで、「でもときどき『弟と間違えてるのかな』っていう瞬間がありました」と語り、鈴木ら男性陣を笑わせる。鈴木は「ロケバスに乗っているときとか、女性がいることを忘れてしまって男だけと錯覚して『わー』ってなっちゃったときがあったね」と話し、松本は「いい言い方をすると、性別の垣根を越えた!」とフォローした。
続けて、ゴーバスターズをサポートする動物型のロボット・バディロイドにまつわる思い出を問われたキャスト。レッドバスターのバディロイド、チダ・ニックの声を担当した故・藤原啓治ら声優たちとの思い出を語っていく。松本は「『動物戦隊ゴーバスターズ』に藤原さんに素面で出ていただいて、そのシーンがすごく印象に残っています」と述べ、鈴木は「アフレコ自体やったことがなかったので、藤原さんに先生のようにいろいろと教えていただきました」と回想。馬場は「当時いろいろスケジュールが重なって、僕がのどを壊しちゃったことがあって。(ゴリサキ・バナナ役の)玄田哲章さんを始めいろんな声優さんが、皆さんキツキツのスケジュールでお忙しいと思うのにアドバイスをくださいました」と述べ、先輩たちのサポートに感謝していた。
2022年には放送開始から10周年を迎える「特命戦隊ゴーバスターズ」。松本は「未来の告知かもしれないけど、10周年を記念して何かやりたいですよね。我々で新しい作品を作ってお届けできないかとキャスト陣だけで盛り上がっているので、いつか形にできたらと考えています」と思いを語った。
ティグレ @Masked_Tigre
「ゴーバスターズ」キャストがTIFFに集結、鈴木勝大「縁を作ってもらって感謝」(写真12枚) https://t.co/42pp2LtrAA