長瀬が演じるのは、ブリザード寿というリングネームで活躍する現役プロレスラーの観山寿一(みやまじゅいち)。かつては大規模プロレス団体に所属した人気レスラーで、プエルトリコチャンピオンにもなったが、けがや年齢もあって今は小規模な団体で細々と試合に出ている。そんな彼のもとに、二十七世観山流宗家にして重要無形文化財「能楽」保持者である父・観山寿三郎(みやまじゅさぶろう)が危篤との連絡が。寿一はプロレスラーを引退して実家に戻り、一命を取り留めた寿三郎の介護を手伝うことになる。
これまでTBSの「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」「うぬぼれ刑事」でタッグを組んできた長瀬と宮藤。長瀬は「演じる気持ちは『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』の頃と何も変わりません。42歳の思い出にさせていただきます」とコメントしている。宮藤とプロデューサーの磯山晶のコメントも下記に掲載した。
「俺の家の話」は毎週金曜の22時から放送。
金曜ドラマ「俺の家の話」
TBS 2021年1月スタート 毎週金曜 22:00~22:54
長瀬智也 コメント
2021年1月期の金曜ドラマ「俺の家の話」で主演をやらせていただくことになりました。
そして、磯山プロデューサーと宮藤さんと11年ぶりにタッグが組めて幸せに思います。
演じる気持ちは「IWGP(池袋ウエストゲートパーク)」の頃と何も変わりません。
42歳の思い出にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
宮藤官九郎 コメント
長瀬くん、磯山プロデューサーと、またドラマが作れる。こんなにうれしいことはないです。
僕にとっては長瀬くん自体が、連載少年マンガの主人公のような存在です。
まだまだ描ける、いくらでも描ける、描きたいと思わせてくれる。
落語好きのヤクザ、恋愛体質の刑事、地獄の鬼。
どんな無理な設定でも、絶対面白くしてくれる。
「長瀬くんと次やるなら、プロレスラーが親の介護をするホームドラマがいいです」
こんな提案を受け入れてくれるプロデューサーは磯山さんだけだし、
なんの疑問も持たずに肉体作りに励んでくれるのは長瀬くんしかいません。
もう俺の頭の中では始まってる「俺の家の話」ですが、放送は1月からです。
磯山晶 コメント
宮藤官九郎さんと長瀬智也さんとドラマを作ることは、とてもワクワクして、とても刺激があって、それでいてホーム感があふれる私のライフワークです。またその作業に入れることがうれしくてたまりません。このドラマは、長瀬くんと長期にわたって相談してきた企画であり、彼本人の思いもたくさん詰まっています。宮藤くんとは、とにかく「現時点での長瀬智也の最高傑作を作ろう!」とずっと話し合って来ました。前代未聞の設定ですが、「家族っていいな」と思える王道のホームドラマを目指しております。是非、期待してください。
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