フランシス・マクドーマンドが“現代の遊牧民”に、「ノマドランド」公開

「ファーゴ」「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマンドが主演した「Nomadland（原題）」が、「ノマドランド」の邦題で2021年1月に日本公開される。

「スリー・ビルボード」「ジョジョ・ラビット」のサーチライト・ピクチャーズが贈る本作は、ジェシカ・ブルーダーによるノンフィクション「ノマド：漂流する高齢労働者たち」をもとにしたロードムービー。リーマンショック後、企業の倒産でネバダ州の家を失った60代女性ファーンが、キャンピングカーで“現代のノマド（遊牧民）”として過酷な季節労働の現場を渡り歩くさまが描かれる。プロデューサーとしても携わるマクドーマンドは、広大な自然の中で生きる希望を探すファーン役として、実在のノマドたちの中に身を投じた。さらにデヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイも出演している。

メガホンを取ったのは、マーベル・シネマティック・ユニバースの新作「Eternals（原題）」の監督にも抜擢されたクロエ・ジャオ。ジャオと「ザ・ライダー」でもタッグを組んだジョシュア・ジェームズ・リチャーズが撮影監督を務めた。

※「ノマドランド」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。