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「人数の町」は衣食住が保証され、セックスで快楽を貪る毎日を送ることができ、出入り自由だが決して離れられない謎の町を舞台としたディストピアミステリー。中村演じる借金で首の回らなくなった蒼山が住人となり、そこで出会う人々との交流を通して“町”の謎に迫る姿が描かれる。
本作で長編映画監督デビューを飾った荒木。彼は「ここを撮影したら、次!次!という感じで、ドンパチやって次行くぞ、その連続でした。なんか楽しいぞという瞬間(を感じる)よりも、戦いのような日々でした」と撮影時を回想し、「ほっこりしたりとか、そういう瞬間があるわけでもない。だけどおかしみがあるようなところはあって、そこを凝縮して撮った作品でもあります」と映画をアピールする。
「人数の町」のタイトルとかけて「もし町長になって好きな町を作るとしたら?」と質問が飛ぶと、中村は「公園をいっぱい作って、ラベンダーをたくさん植えて……。そこで夜な夜なみんなで踊り明かして。フォークギター片手にジョン・レノンを歌いたいです」と回答。MCの「ピースな感じですね」という言葉を受けて、中村は「お前らが“イマジン”しろという世界を作りたいです」と独特の表現で続ける。石橋は人が浮遊する町を作りたいと語りながらも「顔がすごいむくみそう」と心配し、中村からは維持費がかかりそうなことを理由に「行かないです」と訪問を断られていた。
子役の吉田萌果がサプライズ登場した際には、中村は「萌果、ちゃんとマスクしてきたんだね」と、石橋も「大きくなったね」と笑顔に。吉田が「末永モモ役の吉田萌果です。5歳です。好きな色は桃色です。よろしくお願いいたします」としっかりと挨拶する姿を見た中村は「将来はお金持ちになります」と声マネをして笑いを誘った。さらに中村が「春に、萌果のお兄ちゃんと仕事したんです。家族ぐるみの付き合いになるので、たぶん、来年の今頃は庭でバーベキューするくらいに(仲良く)なっていると思います。バーベキューのときには家からトング持っていくね」と話す場面も。
「人数の町」は東京・新宿武蔵野館ほか全国で上映中。本作はモスクワ国際映画祭およびバンクーバー国際映画祭の正式招待作品に選出された。
映画ナタリー @eiga_natalie
「人数の町」中村倫也、子役・吉田萌果とのBBQ願う「家からトング持っていくね」(写真12枚)
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