奈良の人々に愛された映画館・尾花座が“復活”、跡地のホテルで上映イベント

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かつて奈良にあった映画館・尾花座の名称を冠したイベント「尾花座復活上映会」が7月23日から26日まで奈良・ホテル尾花で実施される。

「尾花座復活上映会」チラシ

「尾花座復活上映会」チラシ

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9月18日から開催予定の、なら国際映画祭2020に先駆けて行われる本イベント。尾花座は奈良町にあった芝居小屋の1つで、明治と大正に歌舞伎、浄瑠璃、浪曲、落語などの諸芸能が上演されてきた。1920年に映画館としての経営を開始。テレビの普及など時代の流れとともに施設維持が難しくなり、1981年に同地に建物を新築してホテルサンルート奈良が開業した。現在はホテルの名称がホテル尾花となっている。

このたび尾花劇場(尾花座)の“尾花”の名称が約40年ぶりに復活。上映ラインナップには、出生時に脳性まひとなった女性が自らの力で新しい世界を切り開いていく「37セカンズ」、ニュータウンの一角で雑木林に囲まれて暮らす夫婦の日常を通じて本当の豊かさを問うドキュメンタリー「人生フルーツ」、成田凌が活動弁士を目指す青年を演じた周防正行監督作「カツベン!」の3本が選ばれた。なお「カツベン!」に登場する“青木館”は、かつての尾花座をモデルとしている。

各作品の上映後はZoomを使用してトークイベントも連日実施予定。ゲストは元尾花座支配人で現ホテル尾花会長・中野重宏をはじめ調整中だ。チケットは事前予約制で、本日7月11日13時よりホテル尾花フロントおよびPassMarketで販売される。料金は1000円。レッドカーペットクラブ会員は無料となる。

※青木館の青は旧字体が正式表記

尾花座復活上映会

2020年7月23日(木・祝)~26日(日)奈良県 ホテル尾花 桜の間
料金:一般 1000円 / レッドカーペットクラブ会員 無料
<上映作品>
「37セカンズ」
「人生フルーツ」
「カツベン!」

なら国際映画祭2020

2020年9月18日(金)~22日(火・祝)

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