第54回文藝賞および第158回芥川龍之介賞を獲得した若竹千佐子の同名小説をもとに、
東出は数年前に亡くなった桃子さんの夫・周造に扮し、濱田、青木、宮藤は桃子さんの心の声である寂しさ1、寂しさ2、寂しさ3をそれぞれ演じる。また
沖田の映画が大好きだという東出は「素晴らしい台本でしたし、田中裕子さんが主演されると伺って一も二も無く飛びついた次第です」とコメント。濱田は「映画作りへの愛が常に溢れ出ている沖田監督のもと、尊敬する田中裕子さんのお芝居を間近で見れ、そして台詞のやり取りをすることができ、宮藤さん青木さんと心強いお二人のお力で、本当に幸せな時間を過ごす事が出来ました」と述べた。
沖田組への参加は2度目となる青木は「田中さん、濱田くん、宮藤さんと歌ったり踊ったり騒いでたら撮影が終わってました」、宮藤は「映画に出た、役を演じたというより、濱田岳くんと青木崇高くんと僕とで、沖田監督の世界の中で遊ばせてもらったという記憶しかありません」と振り返っている。
「おらおらでひとりいぐも」は今秋、全国で公開。
東出昌大 コメント
沖田監督の映画が大好きで、いつかご一緒したいと思っていました。
素晴らしい台本でしたし、
撮影現場では、濃厚で暖かな時間を過ごさせて頂きました。
冷え切った桃子さんの手を取り、少しでも暖める事が出来た事に、至上の喜びを感じていました。
濱田岳 コメント
映画作りへの愛が常に溢れ出ている沖田監督のもと、
尊敬する田中裕子さんのお芝居を間近で見れ、そして台詞のやり取りをすることができ、
宮藤さん青木さんと心強いお二人のお力で、
本当に幸せな時間を過ごす事が出来ました。
沖田監督の優しいお人柄が溢れる、素敵な作品になっています。ぜひお楽しみください。
青木崇高 コメント
二度目の沖田組でしたが、衣装合わせから温かい現場でした。田中さん、濱田くん、宮藤さんと歌ったり踊ったり騒いでたら撮影が終わってました。本当にそんな感じでした。
毎日、素敵なみなさんと居られてとても楽しかったです。ありがとうございました。
宮藤官九郎 コメント
本当に楽しかったです。
映画に出た、役を演じたというより、
沖田監督の世界の中で遊ばせてもらったという記憶しかありません。
田中裕子さんの懐の深さと、決して揺るがない芯の強さが現場を支えていたように思います。
心の声を演じる
そういうムードが、映像に焼きついていると信じて、今はただただ完成を心待ちにしています。
河出書房新社 @Kawade_shobo
田中裕子の主演作「おらおらでひとりいぐも」に東出昌大、濱田岳、青木崇高ら出演(コメントあり) https://t.co/BHXFSpVLwU