6月12日に封切られる「
小説家を目指す姉・ジョーと自分に芸術家としての才能の違いを感じ、滞在中のパリで画家になる夢をあきらめたエイミー。失意の日々を過ごしていたが、マーチ家を養えるほど裕福な夫探しに本腰を入れたある日、偶然ローリーと再会する。金銭目的だったとしても「愛があるなら問題ない」と結婚観を述べるローリーに対し、エイミーが「あなたと私の現実は違うの」と結婚の意味合いが違うことを切実に訴える場面となっている。
プロデューサーのエイミー・パスカルは「エイミーの人物像は、これまでの作品とはかなり異なる。自分の欲しいものがしっかりわかっていて、芸術家になりたいけれど、その才能がないことを自覚している。本作のエイミーは頑固だけれど、とても賢くて立派」と説明。またピューは原作でも常に議論の的になってきたエイミーについて「いたずらっ子で恋愛やお金持ちとの結婚を夢見る、甘やかされて育った子として知られていた」とコメントし、「でも、この映画のエイミーは、いつも最高の自分でいるために情熱を燃やしている。それができないくらいなら、彼女は何もしない。この脚本に魅了された理由は、エイミーにも自分が輝くための探求や失敗したときの人間らしさが描かれていたから。もしかしたら、私たちはみんなジョーよりエイミーに近いのかも」と、キャラクターへの思いを告白している。
「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」は、全国で順次ロードショー。
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