「新聞記者」の
millennium paradeは主題歌として「FAMILIA」を書き下ろし。脚本を読んだ綾野が藤井に提案したことが、millennium paradeにオファーをするきっかけだったという。綾野は「映画を観終わった後に、その世界を生きていない第三者の愛が、どうこの作品とお客様の懸け橋となってくれるのか、今自分たちが心の中に宿している静かなマグマを治癒してくれるのは、(常田)大希しかいなかった」と回想。仮編集状態の映像を観て楽曲を制作した常田は「“ヤクザ”を題材にしている作品ではあるけれども、かといってヤクザ映画というそういう印象は全く無くて、多かれ少なかれ誰しもが生きていれば起きえること、生きていれば感じるような普遍的な紡ぎ方がもうオフラインの時点で出来上がっていたので、のっかるだけだった」と語っている。
また、主題歌の入った本編を鑑賞した綾野は「感想を表現するには言葉では足らない。魂がえぐられた。今日まで生きてきて出会った事のない感情です。エンドロールで歌詞が流れるのを観た時、体内から溢れ出るモノを必死に抑えた。私にとって人生最愛の作品が生まれました」とコメント。常田は「(完成版を観て)号泣しちゃいましたね。曲を作った過程とか関係なく、ただただ映画に持っていかれて。自分が作ったもので号泣を加速させられるとは思ってなかったなっていうぐらい凄いはまって。本当にこの相乗効果って、、、(ぐっと)きました」と感想を伝えた。なお予告編では「FAMILIA」の一部を聴くことができる。
「ヤクザと家族 The Family」は、2021年1月29日に全国公開。
綾野剛 コメント
人生最愛のレクイエムが生まれました。“FAMILIA”は私にとって永遠です。
藤井道人 コメント
デモを聴かせていただいて、「最高です!」と直ぐに連絡したぐらい素晴らしい楽曲を作って頂き感謝しています。
そのあとも完成形になるまでに、どんどんブラッシュアップされていって。
こんなに素晴らしい曲でこの映画を終われるならもう思い残すことはない、
曲を聴きながら編集作業をしていて、何度もそう思えました。
映像を観ていただいた感覚を曲という形で直ぐに返してくれて、こんなに近いクリエイティブが出来た経験はめったにないので、
本当に嬉しかったです。
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綾野剛×舘ひろし「ヤクザと家族」主題歌をmillennium paradeが担当、予告も解禁 - 映画ナタリー
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