本作は、駿河の大大名である今川義元の大軍を尾張の織田信長がわずかな軍勢で打ち破った桶狭間の戦いを題材とする物語。海老蔵が信長を演じる。
市川團十郎の屋号である成田屋が、歌舞伎で演じ続けてきた大事な演目である信長。海老蔵にとって思い入れのあるキャラクターであり、彼がドラマで信長を演じるのはNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」以来、2度目となる。
海老蔵はドラマ「SUITS/スーツ」に出演した際のことに触れ「フジテレビの方と次回は時代劇ドラマでご一緒したいと話していました。そんな時、信長を主人公とした原作企画の話があり、“信長”なら是非、演じてみたいと思いました。“桶狭間の戦い”に焦点を絞った脚本ができ上がり、これからの撮影が楽しみです」と述べた。
なお本作の脚本はNHK連続テレビ小説「なつぞら」の
十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画「桶狭間 OKEHAZAMA~織田信長~(仮題)」
フジテレビ系 2020年夏放送
市川海老蔵 コメント
企画を最初に聞いたときの印象
「SUITS/スーツ」撮影の時に、フジテレビの方と次回は時代劇ドラマでご一緒したいと話していました。そんな時、信長を主人公とした原作企画の話があり、“信長”なら是非、演じてみたいと思いました。“桶狭間の戦い”に焦点を絞った脚本ができ上がり、これからの撮影が楽しみです。
フジテレビドラマ初主演について
時代劇ドラマですので、「鬼平犯科帳」などの名作で実績のあるフジテレビさんとご一緒できて幸いです。
織田信長を演じることについて
私がイメージしている“信長”像を演じてみたく思っています。
視聴者へのメッセージ
河毛監督の元、豪華な共演者が多数出演してくださると伺っています! 放送をどうぞお楽しみにしていてください。
高井一郎(プロデューサー / フジテレビ第一制作室)コメント
企画意図について
今回のドラマは、桶狭間の戦い(信長VS義元)を中心に描きますが、若者が絶対強者に挑んだ勝負を描きたいのでもなく、また単なる世代交代、権力者の交代を描きたいのでもなく、中世という時代そのものが終わったこと、権威、価値、社会システムが大きく変革したその瞬間、を描きたいと思っています。それはまさに、年号が令和に変わって第四次革命とも言われるAI革命が起きつつある、この変革の時代にこそ打ち出すべきテーマと考えました。
市川海老蔵のキャスティングに関して
以前から上記(企画)のことを河毛監督と話していた時に、市川海老蔵さんが團十郎襲名記念で特別ドラマを考えているというお話を聞き、しかも題材は成田屋さんにとても縁がある“織田信長”だと(!)。そのシンクロニシティに監督と二人、不思議な感覚を覚えました。そしてお会いしてみて“海老蔵さんは信長の生まれ変わりなのでは?”と思うくらい、他のキャスティング候補は1ミリも思い浮かびませんでした。
視聴者へのメッセージ
これまで幾多の名だたる俳優の方々が演じてきた織田信長ですが、今回の海老蔵さん演じる信長はその決定版になること間違いなしです。僕自身ワクワクしています。どうぞご期待ください!
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“市川團十郎の屋号である成田屋が、歌舞伎で演じ続けてきた大事な演目である信長。海老蔵にとって思い入れのあるキャラクター”/市川海老蔵が織田信長に、襲名記念した“桶狭間の戦い”題材のドラマ今夏放送 - 映画ナタリー https://t.co/eMC6eFH4Bc