山崎豊子の小説「華麗なる一族」連続ドラマ化、主演は中井貴一

「白い巨塔」などで知られる山崎豊子の小説「華麗なる一族」をWOWOWが連続ドラマ化。中井貴一が主演を務める。

高度経済成長期の日本を舞台とする本作は、阪神銀行頭取・万俵大介（まんぴょうだいすけ）とその一族の繁栄、崩壊を全12話で描くもの。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一が脚本を担当し、「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の西浦正記がメガホンを取る。

大介を演じる中井は「幼少の頃、佐分利信さん主演の華麗なる一族を観た覚えがあり、お話をいただいたとき、自分がもうそんな年になったんだと…そのことに驚きました」と述懐。「原作を汚すことのないよう、現代の人があの当時の身分制度の残った社会の在り方、人々のうごめき方が手に取るようにわかるよう、演じてまいりたいと思います」とコメントしている。

「連続ドラマW 華麗なる一族」はWOWOWプライムで2021年に放送される予定。

WOWOW開局30周年記念「連続ドラマW 華麗なる一族」

WOWOWプライム 2021年放送予定

中井貴一 コメント

文学史、そして日本映画史・テレビ史にも残る山崎豊子さんの名作「華麗なる一族」。
幼少の頃、佐分利信さん主演の華麗なる一族を観た覚えがあり、お話をいただいたとき、自分がもうそんな年になったんだと…そのことに驚きました。
原作を汚すことのないよう、現代の人があの当時の身分制度の残った社会の在り方、人々のうごめき方が手に取るようにわかるよう、演じてまいりたいと思います。どうぞお楽しみに。