本作は、太古から続く諸手船神事(もろたぶねしんじ)が行われ、“神様に一番近い港町”と呼ばれる島根県松江市美保関町を舞台とするロードムービー。金に困り崖っぷちの男・ノボルは、恋人のノリコに何も知らせずに、親戚から金を奪うために美保関町にやって来る。しかし運悪く歴史的な祭りが行われる日と重なり、2人の旅は地元の若者や東京の半グレを巻き込み思いがけない方向へ発展していく。
「ケンとカズ」、NHK連続テレビ小説「まんぷく」で知られる毎熊がノボル、ドラマ「ワカコ酒」シリーズの武田がノリコを演じ、2人と敵対する若者役で、お笑いトリオ・
YouTubeで公開された予告編には、ノボルが実の親戚相手に“オレオレ詐欺”を働く場面や、ノリコが地元の若者と揉み合う姿などが切り取られた。
もともとは短編映画として企画されたものの、松江市職員や美保関町民の応援によって長編映画となった本作。毎熊は「美保関の方々の全面協力があって撮影する事ができました」と感謝を述べ、「自分の故郷やルーツを思い返すような作品になっていると思います。お楽しみに!」とコメントを寄せた。また武田は「トラブルを抱えたカップルは、小さな町で“本当に大切なもの”に出会うのです。未熟なカップルの成長を、ぜひ劇場で見守ってください」と呼びかけている。
「いざなぎ暮れた。」は2月21日から島根県・松江東宝5で先行上映。その後、3月20日より東京・テアトル新宿で公開される。
毎熊克哉 コメント
沖縄映画祭での初上映から約一年、改めて劇場公開できる事になりとても嬉しいです。本作は美保関の方々の全面協力があって撮影する事ができました。少ない滞在時間ではありましたが、スタッフキャスト一丸となって必死に撮影して、よい思い出になっています。作品自体も、短い時間の中で起こるどたばたロードムービーです! 自分の故郷やルーツを思い返すような作品になっていると思います。お楽しみに!
武田梨奈 コメント
もともとはショートフィルムとして制作された映画でした。現地で撮影していくにつれて、生まれゆく空間が沢山ありました。そして、長編映画として完成いたしました。トラブルを抱えたカップルは、小さな町で“本当に大切なもの”に出会うのです。未熟なカップルの成長を、ぜひ劇場で見守ってください。
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