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みきもと凜の同名マンガを新城毅彦が映画化した本作は、国民的人気スター・綾瀬楓と平凡な女子高生・花澤日奈々の秘密の恋を描くラブストーリー。片寄が楓、橋本環奈が日奈々を演じ、興行収入はこれまでに10億円を突破している。
日奈々の20歳の誕生日が物語の鍵となることになぞらえ、成人の日である1月13日に実施された本イベント。袴姿で登壇した片寄は、司会に「似合ってますね」と褒められると「大丈夫ですか?」とはにかむ。現在25歳の片寄だが、自身の成人式には参加できなかったそうで「成人式の日に袴を着るのは人生初なので、うれしいですね」「やっと成人式ができた気分」と心境を明かした。
20歳の頃の思い出を聞かれた片寄は「その年に成人したLDHのメンバーを、(EXILE)HIROさんが食事に連れて行ってくださったんです。EXILEの佐藤大樹も同い歳なので、一緒に行きました。食べたこともないようなふぐをいただいたのが思い出です。おいしかったです」と回想。「5年前の自分にアドバイスするとしたら?」という質問には「難しいなあ(笑)」と悩みつつ「『そのままがんばりな』って言いたいですね。20歳の頃はまだ知らない世界がたくさんあって不安もあると思う。でもそのまま1つひとつ学んでがんばれよって言ってあげたい」と答えた。
中盤には、この時期“節目”を迎える観客へ、片寄が直接質問することに。4月から社会人になるという新成人のファンは、片寄に「どんなことが不安?」と聞かれると「女性社会の仕事なので……」とこぼす。すると片寄は「それはちょっと僕には……(わからない)」と笑いながら首を傾げたあと「いろんな女性がいるとは思うのですが、今の(純粋な)気持ちを忘れずに、自分を大切にしてがんばっていただけたら。どうか素敵な社会人になってください」とメッセージを送った。そのほかにも片寄は、大学受験を控える女性ファンが「勉強がんばろうと思ってます」と言うと、すかさず「でも、もうそろそろ(本番)じゃない?」とツッコミを入れる。彼女が看護師を目指していると知った片寄は、現在撮影中のドラマ「病室で念仏を唱えないでください」に触れ「俺も、今さっきお医者さん(役)やって来ましたよ。……お医者さんはけっこう大変だぞ!?(笑) 僕らがやらせていただいている役より、本当はもっともっと大変だと思う。でも人のためになる仕事ですし、多くの人と接する仕事だと思うので、たくさん愛される人でいてくださいね」と優しく語りかけた。
2019年に紅白歌合戦への初出場を果たした片寄は、これからの夢について「昨年はグループとしても夢を叶えられた1年でした。今年はさらに、楓のようなスーパースターになっていけたら」と意気込む。GENERATIONSの「One in a Million -奇跡の夜に-」が主題歌となっている本作は、あと15万人ほどで動員が100万人に達することから、片寄は「スタッフの方たちの顔を見る限り『けっこうがんばらないといけない』というリアクションでしたが、少しでも長くこの映画が上映されたらいいな。ワンミリオンの方に愛される作品になれば」と願いを口にした。
その後片寄は、本作のさらなるヒットを願いピンク色のだるまに目を入れる。「(墨汁を)付けすぎると涙が垂れると言われております……」とプレッシャーを明かしながらも慎重に左目を入れた片寄へ、ファンから温かい拍手が。そして最後に、この日振り袖で来場した観客と片寄が記念撮影を行った。
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