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大学生の遼一が恋人の記憶を取り戻すため、“記憶屋”探しに奔走するさまを描く本作。山田は「ひたすら奮闘しまくります!」と自身が演じた役柄を説明し、「皆さんに映画をどう受け取ってもらえるのかが楽しみです」と客席を見回す。「とある理由で遼一と一緒に記憶屋を探す弁護士」とMCに役柄を紹介された佐々木は「とある理由、言いましょうか?」ととぼけ、山田から「まだダメです!」と大慌てでツッコまれていた。
撮影を振り返って、平川が「山田くんの集中力がすごかった。涙のシーンはテイク1で泣きすぎていたから、テイク2では涙を流さないでとお願いしたんです。……結局テイク1を使ったんです(笑)。申し訳ない」とコメントすると、山田は「正直あのときは、これをもう1回やる!?と思って」と笑う。山田とはバディと言える関係性を演じた佐々木は「山田くんと見た広島の景色が印象に残っています。そのあと僕は福岡でJUMP(Hey! Say! JUMP)のライブに1人で行ったしね」とにこやかに思い出を語り、山田の涙のシーンについては「座長はすごいなあと感動しました」と言及した。また、幼い頃から子役として活動していた濱田の「19歳になりました」との言葉を受けて、山田が「19歳だって! 若いねえー! こんなにちっちゃかったのに僕の身長も抜いて」と驚く場面も見られた。
イベントでは、本作のストーリーになぞらえて「消されたくない2019年の記憶は?」と質問が飛ぶ。山田は「蔵之介さんがくださった日本酒がとてつもないおいしさで、あの味は忘れたくない。飲みすぎちゃってぺろんぺろんになってました」と答え、佐々木から「この冬もいい酒ができて」とこっそり伝えられて大いに喜ぶ。芳根は「アカデミー賞の新人賞をいただいて、式典に参加したときの景色。あの場所にもう一度立ちたいです」と目を輝かせ、佐々木は「佐々木すみ江さんとの共演シーンです。撮影や会話の内容も全部覚えています」としみじみとした表情で2月に死去した彼女を悼んだ。
同じ質問に、蓮佛は「20番目くらいの話なんですけど……」と前置きしたあと「撮影の合間に、山田くんが突然『鳩ぽっぽ』と『およげ!たいやきくん』を歌い出して。なんて選曲なんだ!と笑ってしまいました」と撮影エピソードを披露し、泉の「今日この場にいることです」という簡潔な回答には会場から感嘆の声が上がる。締めを任された濱田は「最後は絶対僕じゃないと思うんですよ!」と嘆きつつ「普通自動車の免許を取った記憶を忘れたくない。……これ、最後に言うのすごく恥ずかしい」と照れ臭そうに話し、その様子を見た山田は頬をゆるませながら「かわいい! 安全運転でよろしくね」と声をかけた。
最後に山田は「どのキャラクターにフォーカスを合わせるかで見え方が変わる映画です。皆さんにとって、大切なものを見返すきっかけになればいいなと思います」と観客にメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
「記憶屋 あなたを忘れない」は1月17日より全国ロードショー。なお本作の主題歌が中島みゆきの「時代」であることが、このたび発表された。
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