カンヌ脚本賞受賞、ジャファル・パナヒ監督作「ある女優の不在」12月に公開

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イランの映画監督ジャファル・パナヒの最新作「3 Faces(英題)」が、「ある女優の不在」の邦題で12月13日より公開される。

「ある女優の不在」ポスタービジュアル

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本作は過去、現在、未来という3つの時代を体現する3人の女優を巡るドラマ。2018年の第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞した。パナヒ、ベーナズ・ジャファリマルズィエ・レザイが出演している。

「ある女優の不在」

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今回パナヒが挑んだのは、映画 / 芸術の表現の自由、女優 / 女性の人生という切実なテーマ。劇中では、イランの人気女優ベーナズ・ジャファリのもとに、見知らぬ少女からの悲痛な動画メッセージが届く。その少女マルズィエは女優を志して芸術大学に合格したが、家族の裏切りによって夢を砕かれ自殺を決意。動画は、マルズィエが首にロープをかけ、カメラ代わりのスマートフォンが地面に落下したところで途切れていた。その内容に衝撃を受けたジャファリは、友人である映画監督ジャファル・パナヒとともにマルズィエが住む村を訪れ、ある悲劇的な真実にたどり着く。

「ある女優の不在」は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。

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(c)Jafar Panahi Film Production

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Y. Miho @yksilkroad

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