「死霊の盆踊り」「プラン9・フロム・アウタースペース」のリバイバル上映決定

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死霊の盆踊り」のHDリマスター版とエド・ウッド監督作「プラン9・フロム・アウタースペース」が東京・新宿シネマカリテで公開決定。あわせてポスタービジュアルが到着した。

「死霊の盆踊り」ポスタービジュアル (c)1965 Astra Productions, under license from Vinegar Syndrome

「死霊の盆踊り」ポスタービジュアル (c)1965 Astra Productions, under license from Vinegar Syndrome

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「サイテー映画の大逆襲2020!」と銘打たれたこの企画は、映画評論家・江戸木純が総合プロデュースを担当するもの。「死霊の盆踊り」は墓場に迷い込んだカップルが、死んだ美女たちの裸踊りを延々見せられるという内容のカルトムービーだ。“最低の映画監督”と呼ばれたウッドが原作と脚本を手がけ、A・C・スティーヴンが監督を務めた。製作から54年を経て、1987年の日本公開から32年ぶりにリバイバル上映される。

「プラン9・フロム・アウタースペース」ポスタービジュアル (c)Legend films.

「プラン9・フロム・アウタースペース」ポスタービジュアル (c)Legend films.[拡大]

ウッドがメガホンを取った「プラン9・フロム・アウタースペース」は、宇宙人が墓場に眠る死者をよみがえらせて地球を征服しようとするSFホラー。「魔人ドラキュラ」で知られるベラ・ルゴシが主演を務めた。デジタルカラーライズドによる“総天然色版”でスクリーンにかけられる。

死霊の盆踊り(HDリマスター版)」は12月28日より、「プラン9・フロム・アウタースペース(総天然色版)」は2020年1月11日より公開。

江戸木純 コメント

映画史とは、今も繰り返し見続けられている傑作、名作だけでなく、その何倍もの駄作と失敗作の死屍累々が築いてきた歴史です。この2本は、その栄光の歴史にひときわ輝く、最低を極めて珠玉となった2つの伝説。ヒドい映画や耐え難いほどつまらない映画は世界中に無数にあります。でも、徹底的にヒドいのにまったく憎めず、こんなにも面白く、愛おしい作品は他にありません。これも間違いなく、映画の神様が起こした奇跡のかたち。失笑、嘲笑、爆笑の果て、壮絶なヒドさの中にも溢れる真の映画への愛を見つけたとき、あなたはきっと、かつて体験したことのない映画的感動に震え、涙することでしょう。

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じゃくりーぬ @JacquelineAmano

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