ティモシー・シャラメ主演作、ジョージ朝倉によるポストカードなどが入場特典に

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ティモシー・シャラメが主演を務める「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」の入場者特典が決定した。

「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」2週目入場者プレゼントのジョージ朝倉による大判ポストカード。

「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」2週目入場者プレゼントのジョージ朝倉による大判ポストカード。

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「ムーンライト」で知られるスタジオ・A24が製作し、イライジャ・バイナムが監督を務めた本作。1991年のアメリカを舞台に、愛する父親を亡くして立ち直れずにいる少年ダニエルが、海辺の町ケープコッドで初めての恋や危険な仲間との友情、裏切りを経験するさまを描く。

「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」1週目入場者プレゼントのA5クリアファイル。

「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」1週目入場者プレゼントのA5クリアファイル。[拡大]

1週目の入場者特典は、A5サイズの非売品クリアファイル。8月16日および17日に公開初日を迎える全33館にて配布される。8月24日からの2週目には、ジョージ朝倉による直筆イラストが使用された大判ポストカートが用意された。なくなり次第終了となるので、ファンは早めに手に入れよう。

ハッシュタグキャンペーンで当たるステッカー。

ハッシュタグキャンペーンで当たるステッカー。[拡大]

また、8月16日から9月15日にかけて映画公式Twitterアカウントにてプレゼントキャンペーンを実施。アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#HotSummerNights感想」を付けて本作の感想をつぶやくと、シャラメの等身大パネルやオリジナルステッカーが抽選でプレゼントされる。

このたび、著名人からの推薦コメントも到着。マンガ家の今日マチ子は「打ち上がる花火を眺めながら、若者たちは転がり落ちていく。すべての瞬間が美しく、永遠だ」と、辛酸なめ子は「映画の設定と同年代なのにひと夏の輝きが違いすぎて、いろいろな意味で涙が出ました」とつづった。また映画監督の松江哲明は「初めてウォン・カーウァイ作品を観た時の、映像と言葉が同列にある、小説を読んでいるかのような映画を思い出した」と述べている。

「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」は、8月16日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

ジョージ朝倉(マンガ家) コメント

ティモシー・シャラメのまつげの影は、知性と哀愁の泉でまばたくだけで世界のどこかがほんの少しかたちを変えそう。

今日マチ子(マンガ家) コメント

こんな夏、あったかもしれない。観るものの記憶の中にすり込まれてしまう、強烈な懐かしさ。
打ち上がる花火を眺めながら、若者たちは転がり落ちていく。すべての瞬間が美しく、永遠だ。

辛酸なめ子(マンガ家・コラムニスト) コメント

激しい青春の陶酔感はドラッグ以上。一生思い出して浸れます。
映画の設定と同年代なのにひと夏の輝きが違いすぎて、いろいろな意味で涙が出ました。

山崎まどか(コラムニスト) コメント

彼が訪れたせいで、港町の少年少女の夏が永遠に変わってしまう……
そんな伝説の男子にいま一番ふさわしい俳優といえば、もうティモシー・シャラメなわけですよ。

Youmi Chen(STUDIO NOX)(イラストレーター) コメント

安っぽいカメラで撮った写真の束をばらばらとめくると浮かぶ91年の残像。いまだ父親がクールだった時代の香りがプンプンの街。
かつての若者たちの憧れや欲望が渦巻き、行き場のない焦燥感が身体中に絡みついてくる。

IKULA(イラストレーター) コメント

子供の火遊びと大人の悪さの境目で揺らぐ少年たち。覚悟を決めるその瞬間、彼らは少しだけ大人びた表情に変わる。
あっという間にかき乱れていく甘く、危険な真夏の青春はまるでハリケーンのよう。

松江哲明(映画監督) コメント

初めてウォン・カーウァイ作品を観た時の、映像と言葉が同列にある、小説を読んでいるかのような映画を思い出した。それは文体だけでなく、登場人物たちが自身を俯瞰しているから。彼らの視線は虚ろで、どこにも行けないことを分かっている。だからこの町を憎み、足掻き、結局は肯定するしかないのだ。91年夏のケープコッドを通して、あの頃の東京を思い出さずにいられなかったのは私の青春と共にあった、スト2とターミネーター2とVHSのノイズに郷愁が感じられたからだろう。それらも嵐に吹き飛ばされ「かつて」となってしまったが、スクリーンを通して再会できたことが嬉しい。

宇野維正(映画ライター) コメント

1991年夏、少年は子供と大人のあいだで、地元民と観光客のあいだで、正気とハイ状態のあいだで、若さと欲望を持てあまして物憂げに漂っていた。そんなティーン特有の不安定な心と身体の揺らぎを、またしても完璧に体現してみせるティモシー・シャラメ。90年代に入っても80年代の残像を色濃く残す、アメリカのうらぶれたシーサイドタウンのダサかっこいいファッションやヘアスタイル。イタロ・ディスコからデヴィッド・ボウイやカンまで、意図的に時代背景を撹乱する選曲の妙。真夏の夜を包む気怠く生温い空気に惑わされて、踏み越えてはいけない一線を踏み越えてしまった瞬間、すべての景色は永遠に変わってしまう。

立田敦子(映画ライター) コメント

ティーンエイジャーの夏休みの記憶は鮮烈だ。打ち上げ花火のように、一瞬で輝き、散って、二度と元には戻らない。海辺の町で、若者たちは、なにかを掴もうと焦り、失敗し、そして大人になっていく。「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」は、大学進学を控えたダニエルのひと夏の恋と冒険を通して、誰もが経験する青春の通過儀礼を色鮮やかに描き出す。
太陽や海といった、誰もがイメージするキラキラした夏の風景とは裏腹に、行き場のない憂鬱もつきまとう。そんな青春の光と影がリアルに描かれ、心に突き刺さる。「君の名前で僕を呼んで」で今、最も注目される若手俳優の座に君臨するティモシー・シャラメだが、この作品では、ブレイク前夜のティモシーの、初々しくもアブない魅力が堪能できる。

尾崎世界観(クリープハイプ)コメント

今年こそは忘れられない夏にするとか言ってたのに、今ではもう、そのことすら忘れてる。
もう一生忘れられないような失礼をしたはずなのに、そのことだってすっかり忘れてた。
色々思いだせたのは、この映画のお陰だ。

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にげみず @nige_mizu

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