ドラマ「宮本から君へ」にもエレファントカシマシとして主題歌を提供した宮本浩次。本作のために書き下ろした「Do you remember?」では、ギター担当として自ら
宮本浩次は横山を迎えた理由について「最高のロックギタリストだから」と述べ、「唯一無二の存在感」と称賛。エレファントカシマシの長年のファンだという横山は「宮本さんのソロへの参加依頼があった時の自分の気持ち、エレカシのデビュー当時18才だった自分に教えてやりたいです」と喜びをにじませた。
※「宮本から君へ」はR15+指定作品
宮本浩次 コメント
「Do you remember?」はどんな気持ちで書き下ろしたか
真利子さんは、寡黙なんだけれども、体は冗舌で、どんなうたをつくってほしいか、彼を見ればいつでも一発でわかる! 映画「宮本から君へ」のはじめての打ち合わせで、真利子さんと話したときから、メロディがなりだした。真利子さんとオレはそういう意味では相性がいいと思います。
横山健を迎えた理由
最高のロックギタリストだから。
かつて、メトロックでまるで往年のハードロックのような重くて豪快なギター、時にデリケートで繊細なギターを縦横無尽に奏でながら、ピュアでまっすぐな声で歌っている男がいた。それが誰あろう横山健だった。唯一無二の存在感で本当にカッコよかった!
横山健、Jun Gray、Jah-Rahとのリハーサルやレコーディングの感想
ロックっていつだって最強な気持ちにさせてくれる。先日もリハーサルで、4人で音をだしてかえるとき、自然に胸を張ってあるいていた。ひとりでこっそり肩でかぜを切ってあるいていた。ロックはロマンチックで最強。
この4人で音を出すとその感覚が甦ります。最強です。
観客へのメッセージ
考えうる、最強のメンバーが経験値と自信を背景にしつつ、おどろくほどピュアに音にむかっている。そして最強のロックがなっていると自負しています。映画ともども愛されてほしい。
横山健 コメント
ボクはエレファントカシマシのデビュー時からのファンだと公言しています。バンドとして好きなのはもちろんですが、シンガーの宮本浩次さんの存在感は唯一無二です。それは皆さんも御存知でしょう。その宮本さんのソロへの参加依頼があった時の自分の気持ち、エレカシのデビュー当時18才だった自分に教えてやりたいです。化け物のようなシンガーに必要とされる人生ってそう多くはないと思うんです。「長く、ブレずにやってみるもんだなぁ!」と思いました。レコーディングは順調そのものでした。なにしろ宮本さんが書いてきた曲が素晴らしい。しかしボクはそれは何倍にも増幅させる心意気でやりました。宮本さんに必要とされた喜びを爆発させながら、聴く方々に「横山健と組まなきゃこうはならないよね」と感じさせるべく、身も心もよじって取り組みました。出来栄えは言いません。一回聴いてみて下さい。お願いです。聴いてみて下さい。聴いてもらえば必ず特別なものを感じるはずです。もしなにも感じない方がいらっしゃったら、「あなたの感覚、にごってるよ」とボクは言えます。
池松壮亮 コメント
この曲と一緒なら、光の中を駆け抜けていけそうな、そんな気がします。
宮本さん、ありがとうございます。
あとは全て引き受けます。
エンドロールの音が鳴り止む瞬間まで必ず届けます。
あいつが街にやって来る。
真利子哲也 コメント
言うまでもなく、はじめから「宮本から君へ」の主題歌は宮本浩次さんで間違いないと信じていました。未完成のデモ音源を聞かせていただいた後、宮本さんは「監督とはじめて顔を合わせた時にこっちだと思った」「Do you remember? という歌詞はその時から考えていた」とおっしゃって、最後に「ギターで横山健さんにお声かけするのはどうですか?」と。その時は信じがたかったです。ただ、何も言うことはありません。だって、実現したら最高じゃないですか。
完成した主題歌には、映画を観た人に持って帰ってもらいたい感情が爆発していました。映画と音楽が絶妙にシンクロする瞬間がたまらないです。「宮本から君へ」にこれ以上ないほどふさわしい渾身の主題歌に、真っ赤な薔薇の花束を!
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「宮本から君へ」主題歌は宮本浩次の書き下ろし、横山健もプロデュースとギターで参加(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/J3dfzsAnR6