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kaori(ttkk)によるエッセイを映画化した本作は、八丈島に住むシングルマザー・かおりが反抗期の娘に“仕返し弁当”を作り続けるさまを通じて、母娘の愛情を描く物語。かおりを篠原、娘の双葉を芳根が演じた。
公開を迎えた心境を聞かれた篠原は「これは嘘じゃなくて、昨日眠れませんでした。でも皆さんとお会いできると思ったら元気が出てきて……。この映画は本当に元気をくれる作品なんだなと思って、素晴らしい出会いに胸がいっぱいです」と話す。本作が実話をもとにしていることに関して篠原は「お弁当を作るだけでも大変なんですけど、もっと手をかけて、ほかの仕事もやりながら……という忍耐力は同じ母としてすごく驚きます」と敬意を込めてコメントした。
一方の芳根は、自分自身は反抗期を経験していないそうで「兄に反抗期があったと聞いていたので、母に取材しました」と役作りの経緯を明かす。篠原との母娘役にとても緊張したそうで「現場ではなかなかご一緒できる機会がなかったので、つい先日連絡先を交換させていただいて、念願のお食事に行かせていただきました」と笑顔を見せる芳根は、歓声を上げたファンになぜか「ありがとうございます! すいません!」と返した。
双葉の姉・若葉を演じた松井は、自身の弁当に関する思い出を「私、プチトマトが大好きなんですけど、温かいおかずの横に入ってるのがどうしても許せなかったんです! 私の中では“プチトマト戦争”って呼んでたんですけど……学生の頃から(母に)言ってたのに、絶対に入れるんですよ!」と回想。熱弁する松井に、佐藤寛太も思わず「ちょっとわかります(笑)」とうなずいていた。
舞台挨拶の最後には、原作者のkaoriがサプライズ登壇。「初日のお祝いと、感謝の気持ちを込めて、感謝状のお弁当を作らせていただきました」というkaoriの言葉に続き、巨大なデコレーション弁当がお披露目されると、キャストも驚きの声を上げる。のりで描かれた自身の似顔絵を見つけた篠原は「私がいた! (撮影を)思い出すね」としみじみ芳根に語りかけたと思えば、次の瞬間には「からあげ食べたーい。朝から何も食べてなくて!」とマイペースなリアクション。八丈島での撮影の際、kaoriが作ったからあげを食したそうで「そのときのからあげが本当においしくて……今、ぐーって(お腹が)本当に鳴った!」と笑った。
最後に塚本が、劇中のセリフを引用して「できることなら、観に来てくれた皆さんに向かって『愛してるよー!』と叫びたいくらいですが、そういうキャラでもありませんので……」と笑いを起こす。そして篠原が「世の中の方々に少しでもこの作品のよさや、愛を感じていただけたらいいなと思っています。じゃあ最後に……愛してるよー!」と叫び、舞台挨拶を締めくくった。
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