「
Kaori(ttkk)によるエッセイを映画化した本作は、八丈島に住むシングルマザー・かおりが反抗期の娘・双葉に作り続ける“仕返し弁当”を通して、母の愛情を描き出す物語。篠原がかおり、芳根が双葉、松井が双葉の姉・若葉を演じた。また、佐藤寛太が双葉の幼なじみ・山下達雄、村上がかおりの友人・浩実、佐藤隆太がかおりが運営するお弁当ブログの読者・岡野信介として出演している。
最初に挨拶した篠原は、「試写会で2回も観てしまって、それくらい面白い作品です。でも、あんまり言うと皆さんに期待されて『なんだよ……』ってなっちゃうとよくないから、ちょっとだけにしておきますけど……」と控えめに作品をアピールし、観客たちを笑わせた。芳根は事務所の先輩であり、6年ぶりに同じ作品に参加した篠原との共演について聞かれると、「緊張と嬉しさといろんな感情が爆発して、前日に体調が悪くなってぶっ倒れてしまったんです(笑)。前回のときはご一緒のシーンがあまりなかったので、まさか今回親子役をできるなんて夢のようで、本当に幸せでした」と思いの丈をぶつける。それに対し、篠原が「バトルする関係の役だったので、撮影中はあんまり話す機会がなかったんですけど、撮影後の打ち上げで隣に座ってた芳根ちゃんが『涼子さーん』って抱きついて泣いてくれたんだよね」と暴露すると、芳根は再び胸がいっぱいになった様子。また、本作の撮影に入る直前まで、ほかの作品内で芳根とオタクの同居人役として接していたという松井は「姉妹という距離感でうまくやれるだろうかって思ってたんですけど、それまでに過ごしてきたたくさんの時間があったので、友達に近いような仲のいい姉妹になれたかな」と撮影を振り返った。
佐藤隆太は、佐藤寛太との共演を楽しみにしていたと含みのある言い方で話し始める。「以前、Twitterだったかなんだかわからないんですけど、ある作品の予告か何かを観た人に『寛太くんじゃなくて、佐藤隆太さんが出るのか』って書かれていて。それがトラウマになったというか、怖いなって思ってたんです」と佐藤かぶりが引き起こした切ないエピソードを披露。「でも今回は一緒に出てますから、僕を寛太くんと勘違いしててもちゃんと出てる! だから今後はできるだけ共演していきたい」と笑顔で今後の展望を述べ、会場を沸かせた。一方の佐藤寛太も共演を切望していたと切り出し、「その頃小学6年生だったんですが、佐藤隆太さんが二子玉川で熱血教師やっているのをテレビで観てました!」と佐藤隆太が出演する作品のファンだったことを明かした。さらに、お弁当作りに話が及ぶと、自身も幼稚園に通う娘に弁当を作っているという村上は、「タコウインナーを作るときは足の部分を6等分にしていたんですけど、映画では足を斜めに切ってくるんとかわいい形になるよう作ってるんです。それをやってあげようと実践したら、『前のにしてくれ』って言われたので、せっかく教わったんですけど戻しました(笑)」と失敗談を語った。
最後には、サプライズゲストとしてキャラ弁当に扮した
「今日も嫌がらせ弁当」は、6月28日に全国で公開。
関連記事
篠原涼子の映画作品
関連商品
リンク
- 「今日も嫌がらせ弁当」公式サイト
- 「今日も嫌がらせ弁当」本予告
- kaori(ttkk)の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
さこぴー @sako_m
https://t.co/wonecCI5Yz