魔法世界の二ノ国に迷い込んでしまった主人公・ユウと親友・ハルの姿が描かれる本作。山崎が車椅子で生活するユウに息を吹き込み、宮野真守、坂本真綾、梶裕貴、津田健次郎、山寺宏一も出演に名を連ねた。
ムロが声を当てるのは幼い頃のユウと同じ病院に入院し、ユウをいつも元気付けていたおじいさん。物語に大きな影響を及ぼす秘密を抱えるキャラクターだという。赤ん坊だが知能は大人の“ボス・ベイビー”を演じた「ボス・ベイビー」以来の声の仕事となるムロは「どうして私には年相応の実年齢の役が来ないのかと思いましたが、実はちょっとおかしな謎めいたお爺さんで、やりがいがありました! 普通のお芝居とちがって、とても楽しく演じさせて頂きました!」と冗談を交えつつアフレコを振り返る。
そして伊武は、ユウとハルが迷い込む二ノ国のエスタバニア王国を治めるフランダー王役に。ひさびさにアニメ作品に出演した伊武は「完璧な体調で臨もうと、前日は酒を一滴も飲まずに早寝をし、当日は朝日を浴びながら新緑の中を散歩してスタジオ入りしました」と明かし、「今回の役は二ノ国の国王であり、愛する娘の行く末を心配する父親でもあります。王としての威厳、国の危機に対する苦悩、そしてひとり娘への慈愛に満ちた父親としての存在感。それらを画面から感じ取って頂ければ幸いです」と自身が演じたキャラクターに言及した。
製作総指揮、原案、脚本を担当した日野晃博は、ムロについて「いつも笑える不思議なキャラクターを演じることが印象的ですが、今回も謎を秘めたお爺さんの役。ひょうきんでかつ、シリアスという、つかみどころのない存在です。実はこの人、物語に深く絡んでくる重要な存在なのですが、どのように関わってゆくかは、作品を観てご確認下さい!」とコメント。そして伊武に関しては「声に一国を率いる存在感と威圧感がおありで、僕らの世代からすると、なんといってもデ〇ラー総統のイメージです(笑)。この作品では娘のアーシャ姫への愛情を、声から感じるような素敵なキャラクターになりましたので、是非楽しみにしていて下さい!」と語った。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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