今泉力哉やウェイ・ダーションが賞賛、柴田啓佑の初長編「あいが、そいで、こい」予告

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柴田啓佑の初長編監督作「あいが、そいで、こい」が6月22日より公開。このたび予告編とポスタービジュアル、監督およびキャストからのコメントが到着した。

「あいが、そいで、こい」ポスタービジュアル

「あいが、そいで、こい」ポスタービジュアル

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「あいが、そいで、こい」

「あいが、そいで、こい」[拡大]

本作は俳優や映画監督を目指す人のための専門学校、ENBUゼミナールによるシネマプロジェクトの第8弾作品。同プロジェクトでは、これまでに今泉力哉の「サッドティー」「退屈な日々にさようならを」、上田慎一郎の「カメラを止めるな!」といった作品が生み出された。

「あいが、そいで、こい」

「あいが、そいで、こい」[拡大]

小川あんがイルカ調教師を目指す台湾人留学生のワン・ジャーリン、高橋雄祐が高校3年生の亮を演じた「あいが、そいで、こい」。YouTubeで公開中の予告編には、2001年の夏、亮がアルバイト先で出会ったワン・ジャーリンと交流を深めていくさまが収められている。柴田は本作について「笑って、ちょっと泣いて、スッキリして、映画を観たあとに、あなたの特別な人を思い浮かべ、『さぁ、明日もぼちぼちやりますか!』となればいいな、なんて思っております」とアピール。小川と高橋のほか、長部努古川ヒロシ廣瀬祐樹もコメントをつづっている。

「あいが、そいで、こい」

「あいが、そいで、こい」[拡大]

さらに本作を鑑賞した著名人から届いた感想コメントも。今泉やウェイ・ダーションら映画監督、川岡大次郎濱正悟ら俳優が本作を賞賛した。コメント全文は以下に記載している。

「あいが、そいで、こい」は東京・K's cinemaで3週間限定上映されたのち、全国で順次公開。

「あいが、そいで、こい」監督・キャストコメント

柴田啓佑 コメント

過ぎていく日々の中で、時代が変わったとして、誰の心にもあるだろうかけがえのない時間、そんな想い出が、いまを生きる自分の明日への力となるのかもしれません。笑って、ちょっと泣いて、スッキリして、映画を観たあとに、あなたの特別な人を思い浮かべ、「さぁ、明日もぼちぼちやりますか!」となればいいな、なんて思っております。この平成の終わりに、日本の片田舎の高校生と台湾からの留学生の新世紀のラブソングを作りました。たくさんの人にこの物語が届けばと切に願っております。

小川あん コメント

わたしにはわたしの夏があって
わたしにはわたしの恋愛があった。
それは、誰に何も言わせない。
わたしには「あいが、そいで、こい」にしか感じれないものがありました。
そんな瞬間を、たくさんの人に見ていただきたいです。

高橋雄祐 コメント

あつい夏の映画をあつい仲間とつくりました。
そんな映画が夏に公開されること嬉しく思います。
夏といえば海、太陽、アイスなど様々なことを連想すると思います。
そこに新しくこの映画「あいが、そいで、こい」が入ったら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

長部努 コメント

「夏」という季節に、何を思い出しますか??
海、友達、恋、なんなら失恋。家でゴロゴロして冷たい麦茶が美味しかったり、宿題を8月31日に必死にやったり。
時間が経ったからなのか、思い出はキラキラしていて、大人になった僕等の胸を躍らせてくれます。
あの頃の僕等は何を想って生きてたんだろう。
イルカが繋いでくれたストーリー。あなたの夏の思い出に触れられたなら、幸いです。

古川ヒロシ コメント

もし、あの日ああしてれば。
もし、あの日違う道に進んでいれば。
もし、あの日に戻れたなら。
誰にでもあることだと思います。
どんなに戻りたいと願っても、もう“あの日”には戻れない。
戻れないからこそ想い出として心に色濃く残り、そして今を全力で生きて、未来に希望を持てるのかもしれません。
でも、この映画を観ている間だけは、ちょっとだけ“あの日”に戻ってみて下さい。
そしてまた未来に向かって元気に歩みだしてもらえたなら僕たち幸せです。

廣瀬祐樹 コメント

このまま終わってほしくない瞬間の連続が、ずっと続けばいいのに
なんて言葉のせいでいつも現実へと引き戻されてしまいます。
でもその繰り返しはきっと誰もが持っているものな気がします。
もう戻れないけれど、大切な時間を思い返しながら
ちょびっとだけでも皆さんの思い出とこの映画が繋がれたら幸いです。

著名人コメント

森谷雄 コメント

柴田啓佑監督のこだわりが詰まった青春映画だ。それはきっと、その時その場所に生きる彼ら彼女らの息遣いや想いをしっかりと、そして優しく捉えることへのこだわりだろう。この映画からどれだけの才能が飛び出すか、今から楽しみで仕方がない。

今泉力哉 コメント

主役の高橋雄祐さんの芝居と顔がいい。男の子たちのダメさ、不器用さ、もどかしさが好き。中垣内彩加さんもよかったです。

外山文治 コメント

緑の頃の放熱がまっすぐに描かれた、懐かしくも新しい、胸がしゅわしゅわするラムネのような映画です。青春はうまくいかないからこそ輝き、だから誰もが青春の忘れ物を取り戻そうとあがきながら生きていく。私もこんなひと夏の恋がしたい。

まつむらしんご コメント

ずっとガキでいられたらずっと楽しかったのに。とは思いません。けれど、やっぱりあの頃の時間は悲しいくらい特別なものだったのだと、この映画を観て思い出しました。いつの間にか大人になってしまった僕らには、ときどき無性に、こういう映画が必要です。

川岡大次郎 コメント

もう二度と戻らない青春が、フレームの中に閉じ込められていた。そして、その青春を生きている役者たちが、フレームの外に溢れそうなくらい輝いていた。初長編映画? 柴田監督、アッパレ!

内田慈 コメント

高校生男子、おまいら何でそんなにバカなんだ! なんて空が青いんだ! その青に負けないなんつー眩しさなんだ! 冒頭とラスト、現在の“青”もきちんと描く監督の優しさと希望。小川あんの異物感が秀逸。美しい。物語を一瞬で信じさせてくれる高校生のアンサンブルが楽しい。

濱正悟 コメント

広大で自由で真っ青な青春をたっぷり感じて、ジーンと懐かしい気持ちになりました。人間らしさ全開でまっすぐ突っ走る逞しさに憧れ、未来への不安と今の儚さに共感しました。時に伝えることって勇気がいるけれど、改めてその大切さを学びました。もう少し成長して違う目線になれた時に、また観たいなあと思います。あと、めっちゃ焼きそば食べたくなりました。

ウェイ・ダーション コメント

青春はニキビ、できたときは腫れていて、赤くなって、痛くもなる。消えたあとは、わずかな記憶しか残っていない。記憶が湧いてきたとき、君はまたあの頃の自分を思い出せるでしょうか? 忙しい生活の中で失った初心を取り戻したいあなたに、お薦めの作品です。

※高橋雄祐の高は、はしごだかが正式表記

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(c)ENBUゼミナール

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椿原 敦一郎 @teamokuyama

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