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VSシリーズ最新作に当たる本作は、スーパー戦隊第42作「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」と、第41作「宇宙戦隊キュウレンジャー」がコラボするもの。舞台挨拶には「ルパパト」から
夜野魁利役の伊藤は開口一番「本日はおあつあり ……お集まりいただきありがとうございます」と挨拶して照れ笑い。朝加圭一郎役の結木は真剣な表情から一変、「あさひが噛んでくれたからやりやすい!」と笑みをこぼした。鳳ツルギ役の南は「刮目せよ。今、伝説の舞台挨拶が始まる ……」と微笑をたたえて挨拶するも、共演者たちから「声ガラガラですけど!」「大丈夫ですか?」と一斉にツッコまれてしまう。
本作について率直な感想を聞かれると、伊藤は「令和一発目ということで豪華な内容になっていたんじゃないでしょうか!?」と観客を煽る。結木も「新元号になって第1号の劇場版。今日公開で、皆さん1号だらけですね。光栄です!」と改元後間もなく初日を迎えた喜びを口にする一方、ラッキー役の岐洲は「僕すごくゴールデンウイークを満喫していまして。今日から(公開)なんだ!って感じです」と文字通り“率直な”感想を述べて登壇者たちを驚愕させた。
撮影エピソードの話になると、岐洲は「初日は『キュウレンジャー』のメンツがいなかったから緊張していたんです。でも(『ルパパト』の)みんなが優しくしてくれて。で、2日目から南さんが入って来たんですよ。安心できると思ってたのに、現場がめちゃくちゃになりました。以上です!」と当時の状況をテキパキ説明する。南は必死に言い返すも、声が枯れているため登壇者たちに発言を聞き取ってもらえない。しかし南はめげずに「今日はこんな声ですけど。でも全力で行くからね! かつもくー!」とIKKO風に人差し指を振り、積極的に発言していく意志をのぞかせる。また明神つかさ役の奥山は「國島(直希)くんが本当に面白かったです」と「動物戦隊ジュウオウジャー」から門藤操 / ジュウオウザワールド役で出演した國島に言及。すると早見初美花役の工藤も「なぜかわからないけど、やりもしない『(レッツ!) ジュウオウダンス』を(國島が)みんなに教えてました」と撮影現場でのエピソードを明かした。
本作の劇中にて快盗の3人がパトレンジャーに変身していることから、舞台挨拶では「ほかのヒーローに変身するなら?」というトークテーマも。高尾ノエル役の元木は「今だったら……アベンジャーズでしょ!」と、「アベンジャーズ/エンドゲーム」が上映中のこのタイミングにかけて回答する。じっくり考え込んでいた陽川咲也役の横山も、元木の発言に「まあそうな!」と同意。宵町透真役の濱は「怪人でもいいですか? デストラ(・マッジョ)やりたいです。悪役に憧れがありまして」とギャングラーの名前を挙げたが、工藤から「ヒーローに変身するって話じゃなかった!?」と指摘されていた。
最後に結木は「本当に個性豊かなメンバーで。メインで撮っていないところでもいろいろチャレンジしています。1回では気付けないと思いますから、何回も劇場に足を運んでくださったらうれしいです」と締めの挨拶。伊藤は「令和になり、新たな戦隊の歴史のいいスタートを切れる作品だと思います」と胸を張った。そして司会者から決めゼリフを求められると、岐洲は「『準備はオッキューですか!?』ってやつですね」と懐かしみ、「ルパパト」のメンバーや観客と一緒に「よっしゃラッキー!」と叫ぶ。伊藤と結木を筆頭に「予告する、アンタのお宝いただくぜ!」「国際警察の権限において、実力を行使する!」も続けて唱和し、会場一体となって舞台挨拶は幕を閉じた。
「ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー」は、全国で上映中。8月21日にはソフトも発売される。
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