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青柳尊哉が「美しすぎる議員」を語る「心に残る疑問符のようなものを作れた」

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「美しすぎる議員」のポスターを持つ青柳尊哉

「美しすぎる議員」のポスターを持つ青柳尊哉

川村ゆきえ青柳尊哉がダブル主演を務める「美しすぎる議員」より、青柳のオフィシャルインタビューが到着した。

五藤利弘が企画・監督・脚本・編集を担当した本作は、“美しすぎる議員”として注目を集める元人気タレント・田中愛と、彼女の裏の顔を暴こうと執拗な取材を仕掛けるドキュメンタリーディレクター・村上一朗の姿を描いたもの。親身で献身的な愛の態度に疑問を抱く村上だったが、取材を続けるうちにその心境に変化が表れ始める。愛を川村、村上を青柳が演じ、聡太郎内藤忠司大桃美代子真中乃亜堰沢結衣が共演者として並んだ。

台本に書かれていない部分について、カメラマン役の聡太郎や監督と話し合いを重ねたという青柳。「村上が暴きたい田中愛議員の本音って、世の中が見つめている本音なのかなと思って。難しくさせすぎず、純粋な想いで動くしかないなと思いました。『美しすぎる議員』というのは虚像でしかないので、その虚像の向こう側に行こうというのは心がけていました」と振り返る。

ドキュメンタリータッチに仕上げられた本作について、「演じるということからどんどんどんどん剥がされていく感覚がありました」と撮影当時を回想した。劇中で聡太郎の撮った映像が本編でそのまま使われているということもあり、ディレクターとしてドキュメンタリーを撮っている自分と、役者として撮られている自分との境界が崩れていったという。

さらに「美しすぎる議員」というタイトルの強烈さやキャッチーさにも言及した。“美しすぎる〇〇”という言葉に対しては、「これだけ女性軽視だとかいろんな言葉が叫ばれているものの起因になっている部分だなと思います。でも、みんなが当たり前に使うし、じゃあ差別ってなんだと議論すべきことの1つなんじゃないかと思います」と疑問を投げかける。「その使い古されてしまった一瞬の花火みたいな『美しすぎる』という言葉の問いかけが(映画の中に)あるような気がして、それを僕ら自身も撮りながら探していました」とコメント。

観客へのメッセージとして、「ずっと心に残る疑問符みたいなものを作れた映画だと思うので、ぜひそれぞれの疑問と向き合って、それぞれの答えを見出すきっかけになったらと思います」と述べた。

「美しすぎる議員」は、3月16日より東京・下北沢トリウッドで公開。3月16日20:30の回上映前には初日舞台挨拶が行われ、川村、青柳、聡太郎、内藤、五藤、鈴木トシアキ椋田涼が登壇予定となっている。

(c)映画「美しすぎる議員」製作委員会

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