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「ベルリン・天使の詩」「ヒトラー/最期の12日間」のブルーノ・ガンツが77歳で死去

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ブルーノ・ガンツ(写真提供:picture alliance / Rainer Jensen / Newscom / ゼータ イメージ)

ブルーノ・ガンツ(写真提供:picture alliance / Rainer Jensen / Newscom / ゼータ イメージ)

ベルリン・天使の詩」「永遠と一日」「ヒトラー/最期の12日間」で主演を務めた俳優ブルーノ・ガンツが、大腸がんのため2月15日に死去したとIndieWireなどが報じている。77歳だった。

1941年3月22日生まれ、スイス・チューリッヒ出身のガンツは、ニュー・ジャーマン・シネマなど数多くのドイツ映画への出演で知られる。天使ダミエルを演じたヴィム・ヴェンダース監督作「ベルリン・天使の詩」、その続編「時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース!」で親しまれ、「春にして君を想う」でも天使役に扮した。「ヒトラー/最期の12日間」ではアドルフ・ヒトラー役を熱演。余命いくばくもない老詩人を演じた、テオ・アンゲロプロス監督による「永遠と一日」は第51回カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得している。

そのほか出演作にエリック・ロメール「O侯爵夫人」、ペーター・ハントケ 「左利きの女」、ヴェンダース「アメリカの友人」、ヴェルナー・ヘルツォーク「ノスフェラトゥ」、フランシス・フォード・コッポラ「コッポラの胡蝶の夢」、アンゲロプロス「エレニの帰郷」、ジャウマ・コレット=セラ「アンノウン」、 リドリー・スコット「悪の法則」など。2006年の日本映画「バルトの楽園(がくえん)」では松平健と共演し、「ハイジ アルプスの物語」にはアルムおんじ役として出演した。近作には物議を醸しているラース・フォン・トリアーの最新作「The House That Jack Built(原題)」、現在製作中のテレンス・マリック監督による「Radegund(原題)」がある。

なお現在開催されている第69回ベルリン国際映画祭のディレクターであるディーター・コスリックは、映画祭の公式サイトにて「Now he is truly in the heavens above Berlin」と哀悼の意を表した。

(情報提供:Indiewire.com / IFA / ゼータ イメージ)

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